地方の魅力あふれる「県」アプリの世界

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イラスト/豊村真理

最近ではすっかり全国規模の人気キャラクターとなった「くまモン(熊本市のPRキャラクター)」を筆頭に、都道府県や市町村の魅力を様々な手法で伝えるPR活動は、ますます盛んになっています。こうした動きは、もちろんアプリの世界でも活発に進められており、自治体自身が開発にかかわったものから、個人で開発したものまで各地の魅力(いろんな意味で)を伝える良アプリが、続々と登場しています。そこで今回は、楽しみながら各地域への理解を深めることができる、暇つぶしとしても好適な「県アプリ」の名作をご紹介していきましょう。

まずご紹介するのは、自治体が制作協力をしている“オフィシャル”の県アプリ「鳥取県米子市にてネギ太、ネギを刈る。」。ご当地のPRキャラ「ヨネギーズ」ファミリーのネギ太くんを操り、特産物であるネギを収穫しながら、米子市にまつわる情報をゲットしていくゲームです。愛らしいネギ太くんを生かした、ほっこりとゆるい世界観は、女の子にもオススメの内容となっています。

続けては、「県アプリ」のパイオニア的存在ともいえる「ぐんまのやぼう」。ネット上では、かなりユニークな存在としてピックアップされる機会の多い群馬県という存在を逆手にとった、野心的(?)な内容となっている点が特徴。日本全国…いや宇宙のすべてが「群馬県」になればいいのに!! と願う、熱狂的なグン・マニアなら、はずすことのできない名作といえるでしょう。

一方、宇宙制覇なんて大それた野望を持つのはちょっと…という、いささか小心なアナタにピッタリなのが「岐阜県を救え!」。名前のとおり、燃え盛る炎に焼かれんとする、岐阜県の市町村を鉄なべで拾い集めていくことが目的の、壮大なのかなんなのか、不思議なスケール感が魅力の作品です。いわゆる“落ちもの”系ゲームの一種として、かなりユニークな立ち位置にある、ゲーム好きの人にもぜひ試してほしいアプリとなっています。

と、ここまではゲーム系の面白アプリを紹介してきましたが、もちろん「県アプリ」には真面目な秀作も。そのなかでも、特にマニアックかつ実用的なのが、香川県内に700以上もあるという、名物のうどん店を堪能するお手伝いをする「udonコンシェル」でしょう。各店舗の詳しい情報や、多様な条件をつけられる検索機能のほか、紹介されているすべての店舗を制覇するためのスケジュール作成ができる機能まであるのが、すごいところ。観光用というよりも、“うどん県”の住民にとって、なくてはならないツールのひとつといっても過言でないのかも??

真面目な「県アプリ」という点では、3択クイズで地元への理解を深めることができる「山形県民の証」もオススメ。他の都道府県バージョンもあるシリーズアプリなので、地元の方はもちろん、各地域への愛が止められない“県マニア”の皆さんでも、きっとご満足いただけるはず!

探せばまだまだ名作が隠れているに違いない「県アプリ」の世界。これを機会に探求をはじめてみてはいかがでしょう?

 

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