iPhoneで見ず知らずの人に名前がバレる?


電車の中で見かけた素敵な人の、せめて名前だけでも知りたい──誰しもそんな思いに駆られたことが一度や二度はあるだろう。直接声をかける勇気はないが、もしもこっそりと名前を知ることができるとしたら…。そんな“よこしまな夢”が叶ってしまうテクニックがネットで紹介され、話題になっている。

きっかけとなったのは、1月29日に「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「電車で見ず知らずの女性の名前を知る方法」というブログ記事だ。

そこでは、iPhoneの機能「Air Drop」について言及されており、webページを閲覧中にブックマークしようと共有メニューをタップすると、共有相手先として、「○○のiPhone」という形で他人のフルネームが表示されてしまう、と指摘。ブログ主は、女性にとって危険なのではないか、と問題提起している。

Air Dropとは、Wi-FiかBluetoothでiOS端末同士を接続し、近くにいる相手と写真、ビデオ、ウェブサイトなどを共有できる機能のこと。共有メニューをタップすると、同機能を有効にしている他ユーザーの端末のデバイス名が表示されるのだ。つまり、本名でデバイス名を登録し、Air Dropの有効範囲を全員にしていれば、見ず知らずの人に本名を知られる危険がある。

ツイッターを覗いてみると、

「あるある。たまに電車で周囲の数名がリストに出てくるし」
「えっ、iPhoneのデバイス名に本名入れる人とかいるの?マジ?」
「AirDropなんて、よほどの必要性がない限りオフにしとくもんだと思ってたよ」

と、ある程度ITリテラシーの高い人はすでに危険性を認識していたようだが、

「確かに本名になってますね(苦笑」
「AirDropが何の機能かはよく分からないけど、とりあえず“受信しない”に設置してみた」(原文ママ)
「なんだかこわいからAirDropをOFFにした。念のためデバイス名も変えた」

など、名前が“ダダ漏れ”になっていた人も少なくなかったようだ。

このような事態を防ぐには、そもそもAir Dropを公の場で接続しなければOK。また、Air Dropの受信設定を変更し、「受信しない」か「連絡先のみ」にしておけば、まったく知らない相手に自分の名前が漏れることはない。便利な機能だが、ブログ主の指摘どおり、これによりどんな被害が起こるかわからない。気になる人は、今一度、自分のiPhoneの設定を見直した方がよいだろう。

(金子則男)

【関連リンク】
■Yahoo!検索(リアルタイム) 「AirDrop」の検索結果
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A2RCA9ml2o9YNiwA7QFol_p7;_ylu=X3oDMTBiNzloa3JsBHZ0aWQDanBjMDAx?p=AirDrop&ei=UTF-8

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