中国公衆トイレ 紙の盗難対策で顔認証導入にツッコミ

「Weibo」のあるユーザーは「2日後には、顔認証の装置も盗まれるだろう」と皮肉なコメントを寄せているという ※画像はイメージです
中国で長年にわたって問題視されていた公衆トイレにおけるトイレットペーパーの盗難対策として、顔認証システムを導入したと『AFP通信』が伝えた。ネットでは、斜め上すぎるその対策にツッコミの嵐となっている。

記事によると、設置されたのは北京の観光名所「天壇(てんだん)」の公衆トイレ。首都北京の公園当局は、トイレットペーパー泥棒の一掃を目的に、公衆トイレに「顔認証を取り入れた紙の配布システム」を導入したというのだ。

顔認証システムの仕組みはこうだ。まず、「ようこそ!認証可能な場所にお立ち下さい」という自動音声がアナウンスされる。その後、トイレの利用者は、指定場所に立ち画面に映る顔をみつめて始めて、60cmのトイレットペーパーが配布されるという。再度、紙をもらうには、9分のインターバルが必要で、それ以前に紙を要求すると「後ほどまたご利用下さい」と拒否される仕組みだ。

この中国のとんでもない対策にTwitterでは、

「その金でトイレットペーパー買ったら?w」
「たったの60cmじゃ大の時はまた9分も待つの!?」
「導入費用とか考えると、凄い話だな」
「日本とは別な方向にハイテク化が進んでるな、中国のトイレは」

と思い思いのツッコミが相次いでいる。さらに、

「さすが『社会主義』国、やることが露骨にディストピアだ」
「トイレットペーパーディスペンサーのディストピア感」
「一見個人のモラルの問題に見えるけど、考えれば国全体を現しているよねw」(原文ママ)

と、国家による管理社会を物語る事例だという声もあった。

前述の記事によると、これまで当局は3年にわたって「指紋やレーザーのセンサーを使った盗難防止策」を講じてきたが、結果が芳しくなかったのか、今回は“本気”を出してきたようだ。だが、中国版Twitter「Weibo」では効果を疑問視する声が上がり冷ややかだという。

しかしながら、日本においてもこの問題は例外ではない。コンビニやスーパーなどでのトイレットペーパーの盗難に頭を悩まされているという声は多い。

日本では張り紙などによる注意喚起といった人の善意やモラルに訴えかけるアナログな手法が目立つが、中国では一線を越えて採算度外視でのテクノロジーによる管理に踏み切った。その潔さに多くのユーザーがもはや驚愕するしかなかったようだ。
(山中一生)

【関連リンク】
■中国の公衆トイレ、紙の盗難防止に顔認証システムを導入‐AFP BB
http://www.afpbb.com/articles/-/3122205
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