京都混みすぎ問題 解決策はあるのか

たしかに京都駅、名所、中心地など、近年の京都市内の混雑は目に余るものがある

現在、国をあげての外国人観光客誘致活動が進められているが、日本を代表する観光都市・京都の混雑ぶりをリポートする記事を『朝日新聞』が掲載。その内容を受け、混雑をどうやって解消すれば良いのか、ネット上ではユーザーたちが知恵を出し合っている。

政府は2003年より「ビジット・ジャパン」というキャンペーンを行い、外国人観光客誘致に努めてきたが、ここ数年の増え方は異常だ。2010年に約861万人だった訪日客数は、2013年に初めて1000万人を突破し(1036万人)、2016年には2403万人に到達。わずか6年で3 倍も増えている。

そんななか、6月14日付の『朝日新聞』が、「京都 観光客爆増に悲鳴 バス満員、乗れず・違法民泊横行・玄関先で撮影 」という記事を掲載した。急増する外国人観光客が京都に押し寄せ、地元住民の生活に支障が出ているというもの。美化活動の限界、中心地の歩道やバスの混雑ぶり、違法民泊の横行など、京都が抱える問題を伝えている。

京都市によれば、2015年の年間観光客数は5684万人で、3年連続で過去最高を更新しており、観光消費額が9704億円に到達。前年の7626億円から27.4%も伸びている。それゆえTwitterには、

“京都は観光産業が一番の稼ぎ柱なんやし仕方ない”
“観光で儲けたいのなら折り合いつけていくしかないかと”

と、理解を求めるような コメントも少なくない。

だからといって、“おもてなし”をする側が疲弊してしまっては元も子もない。Twitterには、

“マチュピチュみたいに入場制限したら”
“わかりやすい対処は料金を上げることかな”
“悩ましい問題ですが、こういうケースこそ経済学的アプローチを。値段をぐっと上げ、客を選ぶ場所へ”

といったアイデアが登場。“間口を狭めろ” といった意見が多い。京都は外国人のみならず日本人にとって憧れの場所。もしも上記コメントのような入場制限や料金の値上げを実施すれば、当然日本人観光客にも影響が出ることは間違いない。はたして、解決策は見つかるのだろうか…。
(金子則男)

■関連リンク
・超満員のバス、消えゆく情緒…急増する訪日客に京都苦悩-朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASK5K4GM6K5KPTIL00W.html・ツイッターの反応
https://twitter.com/search?f=tweets&vertical=default&q=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Farticles%2FASK5K4GM6K5KPTIL00W.html

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