採算が取れないペッパーの未来図「人間に反逆」の声も

「孫正義のポケットマネーで返済可能」という意表を突くコメントも ※この画像はサイトのスクリーンショットです(ソフトバンク公式サイトより)
ヒト型ロボット「ペッパー」を開発・販売するソフトバンクロボティクスが、採算が取れずに赤字に陥っていると『日本経済新聞電子版』が報じた。ネットでは、先行きを案じてなのか、ペッパーの未来を予想する声が多く寄せられている。

ペッパーは、2014年に世界初の感情認識パーソナルロボットとして誕生。人間と同じように、人とのふれいあいや周囲の状況によって感情が揺れ動き、それに応じた行動をとる。ソフトバンクのクルーとして運用を開始し、2015年に19万8000円で発売された。ペッパーは、家庭用の一般販売モデルとともに、法人向けに月額5万5000円でレンタルが可能。約2000社が集客効果に期待し、接客や受付といったサポート業務に従事させている。

記事によれば、2017年3月期の有価証券報告書からソフトバンクロボティクスが314億円の債務超過であることが判明。開発費などの負担が先行し、赤字が続いているという。16年3月期の売上高は22億円、最終損益は117億円の赤字(東京商工リサーチ)という状況で、ヒト型ロボットとしては安いため採算が悪く、開発費の負担を吸収しきれないと分析する。

同紙の取材に対して、同社を傘下に持つソフトバンクグループ広報室は「法人向けにペッパーの販売を伸ばし、アプリやコンテンツなど周辺ビジネスでも稼いでいく」と回答している。

ペッパーの開発会社の苦境だが、Twitterでは、

“ソフトバンクとしては広告宣伝費と考えれば良いだろう”
“ペッパーの赤字は「ちゃんと次世代開発してるんだ」という感想しか出てこない”
“別に余裕ある企業のチャレンジ部門が赤字だろうが債務超過だろうがいいじゃない。”

と赤字はマイナス要素ではないとの見方をする声が多数。その他、

“大量のペッパーくんが逆襲しにくる未来を想像してしまう。”
“採算取れなくなっているそうでその影響でどんどん撤去されていき、危機意識の芽生えたペッパーくん達が人間に反逆しだすそんなストーリーにならないかなあ”
“「ロボットは見た目が9割」って本を自我に目覚めたペッパーくんが執筆する未来図。”
“店頭で稼働しているpepper君に自我が芽生えはじめ、自分のログデータを労基署に送りつけ、長時間労働させられてることを訴え始めた……ってストーリー”

など、ペッパーの未来図を想像する声が続出し、まるで大喜利のような状態となっている。

赤字続きとはいえ、ペッパーの知名度は確固たるものがあり、またこれだけイジられるのも愛されている証拠。ペッパーの明るい未来に期待したい。
(山中一生)

■関連リンク
ペッパー、採算取れず 開発会社は債務超過300億円  開発費など負担先行
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO18743060R10C17A7DTA000/

製品情報 | Pepper(一般販売モデル) | ロボット | ソフトバンク
https://www.softbank.jp/robot/consumer/products/

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