ゲームを親から許される子は勉強ができる?で議論勃発

好きな科目について、得意なゲームジャンルを「RPG」と答えた子は「社会」、「シューティング」では「理科」が多い傾向だった
朝日学生新聞社が7月12日、「子どもとゲーム」に関する実態調査リポートを発表した。家庭でゲームを楽しむ子どもは、ゲーム禁止の子どもと比較して、勉強の集中力が高く、宿題も計画的かつ自主的に取り組む傾向が高いという結果に、ネットで議論が巻き起こっている。

同リポートでは、同社が発行する『朝日小学生新聞』読者の小学1~6年生を対象に、家庭で遊ぶゲームについてのアンケートを実施。あわせて、その親にも子どものゲームに関する調査を行った。

調査結果によると、1~6年生の「1日の勉強時間」の平均は「81.8分」。ゲーム可否別では、「ゲームOK(以下「OK」)」(82.3分)、「ゲームNG(以下「NG」)(89.0分)と「NG」の子どもの勉強時間の方がやや長くなっていた。さらに、学校の成績については、「成績はいいと思う」「成績はまあまあいいと思う」と答えた割合が「OK」は94.4%、「NG」は93.3%でほとんど変わらなかった。

さらに、「勉強への集中力」について尋ねたところ、「集中してできる」と答えたのは「OK」は81.0%、「NG」は73.3%。「宿題を計画的できる」と答えたこどもは、「OK」で70.5%、「NG」で60.0%。宿題を「自分で進める」と答えた子どもは、「OK」で75.9%、「NG」で46.7%。勉強の「集中力」「計画性」「自主性」のいずれも、「OK」の子どもの方が高い値となったという。

この調査結果にTwitterでは、

“ゲームにも依るけど、タスク管理とかアチーブメントとか短期目標を設定するとか、ゲームって勉強する事のメソッドの塊だったりするからねぇ。”
“目的意識をもって取り組む能力とか、課題解決能力に差は出そう。高校までの成績評価なんて覚えたもん勝ちだしなあ”

とゲームによる恩恵に納得するような声があがったが、

“違う。しっかりしてるガキには自由が許されてるだけ。ゲームしてる・してないは関係ない。同様にアニメ漫画を見てる・見てないも関係ない。趣味と人格を結び付けるな。”
“勉強への集中力がある子は勉強が得意な子が多く。そんな子は必然的にゲームOKは出してもらえる。そういうトリックのような気がする。”

と親にゲームを許容されている子は、もともと勉強ができるのでは、という見方も。また、

“中高生がいい高校大学に入ることを目的にするように小学生はゲームをする為に勉強してるだけじゃないの?”
“「ゲームOK」を「自分がなにかを好きな気持ちを親に認めてもらえている」と置き換えてみれば当然の結果だと思う。”

など様々な意見が挙がっている。

ちなみに、「OK」の子の55.0%はゲームが勉強に役立った経験があると回答し、最も多かったのは「知識が身についた」(56.7%)だった。その値は、親がゲーム好きだと「60.8%」に上昇しており、朝日学生新聞社は「親と一緒にゲームをする子は、成績のいい子が多い」と分析している。ゲームは勉強の妨げ、というような考えも徐々に変化していくのだろうか。
(山中一生)

■関連リンク
朝小読者の小学生とその親に聞く、「子どもとゲーム」実態調査‐朝日小学生新聞
https://prtimes.jp/a/?f=d21716-47-pdf-0.pdf

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