宅配便の再配達を減らす!「郵便受けの投入口」拡大化に歓迎と懸念

郵便受けに入らないと、再配達の割合も増える
郵便受けに入らないと、再配達の割合も増える
宅配便の再配達を減らすことに効果が見込めるとして、集合住宅の郵便受けの投入口を大きくする動きがあるという。9月10日に朝日新聞デジタルが伝え、ネットで話題になっている。

記事によれば、集合住宅の郵便受けの投入口は、外から手が入らないようにする目的で、高さ約2.5cmが主流。しかしDVDや書籍、雑貨など小さいものを送る時に使われる箱は厚さ3cm前後のものが多く、投入口に入らないため、不在の際は再配達を余儀なくされていた。

この問題を改善すべく、2014年10月、日本郵便はAmazon 、そして郵便受け・宅配ボックスなどを手がけるナスタと協力し、投入口の大きい郵便受箱を普及させる取り組みを開始。投入口から340mm×260mm×35mmのものが入れられる郵便受けを「推奨規格」と定め、同年12月にはナスタが高さを3.6cmに拡大した「D-ALL」を発表した。日本郵便ではその後、他社にも推奨規格による製品開発を呼びかけている。

朝日新聞デジタルがこの取り組みとともに、業界でも投入口の大きさを見直す動きがあることを紹介すると、Twitterでは、

“これは本当にありがたい!再配が一気に減ることを期待したい。
by現役郵便配達員”
“これは良いことだと思う。
たまに、宅配ボックスに明らかに郵便ポストに入るようなものが入ってるから、それによって宅配ボックスの空きなしによる再配達発生も減らせるかと。”(原文ママ)
“これ、ほんとに…薄い本がさぁ、毎回再配達で申し訳なさすぎる。。なんとかしないと。。”

など、是非 普及してほしいという声が続出。ただ、投入口が大きくなることで、

“郵便受けデカいと手を突っ込んで荷物盗めるような気がするのは考えすぎかな”
“日本郵政の都合で盗難が増えたら どうすんの? あまり賛成できません。”

と盗難を心配する声もあるが、例えば前述・ナスタ製「D-ALL」では、投入口の内側にフラップ状の盗難防止装置を設けるなど、郵便物の抜き取りができないような工夫もなされている。

ただその一方で、

“箱がでかすぎる問題はスルー?強者にあわせないといけないのかね?”
“中身がスカスカでも、箱のサイズは変わらず・・ 配達泣かせだな~”
“これは良い流れ。amazon側も薄い箱や適正サイズの導入を進めてほしいよな。もしくは宅配ボックスの設置を賃貸でも進めるとかね。現状ではそれくらいしか解決策がないからな。”

など、内容物に対して箱が大きすぎるという指摘も散見される。ますます増えるであろうネット通販の物流量。いずれ梱包も見直される時が来ることを期待したい。
(花賀 太)

■関連リンク
郵便受け投入口、じわり大きく ネット通販の再配達防ぐ:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK954RSRK95ULFA00B.html
D-ALL(集合住宅用ポスト) – 株式会社ナスタ
http://www.nasta.co.jp/special/qual_d-all/d-all/index.html
物流インフラ構築のための取組み(大型郵便受箱設置の促進)‐日本郵便
https://www.post.japanpost.jp/service/largesized_post/index.html

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