経団連会長の「プレ金見直し」発言 現場からは冷笑

「プレミアムフライデー」は黒歴史になってしまうのか(経団連のHPより) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
「プレミアムフライデー」は黒歴史になってしまうのか(経団連のHPより) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
今年2月から実施されている「プレミアムフライデー(以下「プレ金」)」について、経団連の榊原定征会長から見直しを示唆するコメントが登場。ネットには冷ややかな声が集まっている。

プレ金は、毎月最終金曜日の終業時間を午後3時に繰り上げ、個人消費の喚起を促そうという試みだ。政府および経団連が中心となってスタートしたものの、リサーチ情報サイト「インテージ」が行った調査によると、第1回のプレ金(2月24日)で、「早く帰った」と答えた人はわずか3.7%。給料日後の方が消費拡大に繋がるという考えから、最終金曜日に設定されたが、榊原会長は9月11日、

「月末は決算や営業の追い込みといった繁忙期に重なるという声はある」
「月初にしてほしいという声は非常に強い」

と発言し、見直す方針を示した。

直近のプレ金当日(8月25日)のTwitterを見ても、

“今日そういやプレミアムフライデーだったのかwもはや誰も話題にすらしてないが”
“今日プレミアムフライデーだったのか。ぜーんぜん浸透してねえな”
“今日プレミアムフライデーとかいうやつだったのか。まあ地方は関係ないです…”
“そういえば、今日はプレミアムフライデーだったんだよね。はやく帰れた試しがないけれども”
“プレミアムフライデーは午後3時退社ってのを覚えてる人はいるのか”

など、現場から寄せられるコメントは、まるで他人事といったものばかり。実施日の見直しは当然にも思われるが、旗振り役となった経済団体のトップから飛び出た「月末は忙しいから月初に」という発言には、驚かされた人が多かったようだ。Twitterユーザーからは、

“月初めと月末って忙しいんだけど…”
“えっ経団連さんって月末が忙しいの知らなかったの?”
“月末だから浸透してないのか!!なるほど!!!!盲点でした!!!!さすがです!!!”
“経済団体なのに企業がいつ忙しいのかも分からないとか…”

と、辛辣なコメントが寄せられており、

“余計な事しないでくれ・・・早く上がった人の分は残る人がやるはめになるんだ”
“そんなことより残業代の支払いが先だろ”
“プレミアムフライデーの日付を改めようがなにしようがお金がなきゃ経済回せないんだから給料アップしてくれよ”

など、「日にちの問題ではない」という意見も登場。失敗を認め、柔軟に対応する姿勢は評価に値するが、効果が現れるにはまだまだ時間を必要としそうだ。
(金子則男)

■関連リンク
・「プレ金」見直しへ=月初実施を検討-榊原経団連会長-時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091100900&g=eco・Yahoo!検索(リアルタイム) 「プレ金」の検索結果
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search;_ylt=A2RimFMnlLdZP34AbTFol_p7?p=%E3%83%97%E3%83%AC%E9%87%91&ei=UTF-8・日本経済団体連合会
http://www.keidanren.or.jp/

プレミアムフライデー プレ金