フジ新社長が「脱若者向け」発言 「先細り不可避」の意見

今後、フジテレビでは若者向け番組が減ってしまうのか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
今後、フジテレビでは若者向け番組が減ってしまうのか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
今年6月に就任したフジテレビの新社長が、番組制作について「若者に特化して企画を作るのは得策ではないと思う」と発言し、ネット上で議論の的となっている。

視聴率の低下、業績悪化に苦しむフジテレビは今年6月、BSフジの社長だった宮内正喜氏が新しい社長に就任した。そんな宮内社長に東洋経済オンラインがインタビューを行い、「フジテレビ、新社長が語る視聴率低迷の要因」として9月20日に記事を公開した。

業績改善を最大のミッションとして、フジテレビの社長となった宮内氏だが、視聴率回復のための改善策を聞かれると「その質問に答えられれば苦労はしないのだが…」と弱気な部分も。さらに、テレビの視聴者が高齢化しているということについては、「今は人口構成自体が変わり、高齢化している。若者に特化して企画を作るのは得策ではないと思う」とい発言。

伝統的に若者の向けの番組が多かったフジテレビだが、新社長の発言はその逆を行くものといえる。Twitterでは、

“一理あるが将来的には先細り不可避やろなぁw”
“まちがっちゃいないんだが……それはそれで将来的にどうなのっていう。”
“万が一それで沈没を食い止められたとして、そいつら死んだらどうすんの?フジテレビは現実から目を逸らしてる余裕なんかないだろ。”

などと、若者のテレビ離れが叫ばれるなか、若者をメインターゲットとしないのは理に適っているかもしれないが、さらなる将来を見据えた場合には、問題解決にはならないとの指摘が多い。

また、一方で、

“難しいのは若者はリアルタイムには見てないけどシェアしてテレビを見てること、そしていまだにトレンドを作ってるのもテレビと若者であることだ。視聴率の概念変えないと”

と、もはや番組の人気や支持というものは、視聴率では測れない現実があるという意見も。テレビ局が視聴率にこだわるあまりに、視聴者の本当の声をキャッチできなくなっている可能性もありそうだ。

もしもテレビ番組のメインターゲットが若者ではなくなれば、子供たちはますますテレビを見ることが少なくなり、10年後、20年後には今以上にテレビ離れが進んでしまうかもしれない。テレビの復活には、長期的な対策が必要となるだろう。
(小浦大生)

■関連リンク
・フジテレビ、新社長が語る視聴率低迷の要因 | メディア業界 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/188238
・フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/index.html
・「フジテレビ 若者」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93+%E8%8B%A5%E8%80%85

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