安室奈美恵の「MCなし」姿勢から学ぶこと

当初から「デビューがあれば引退がある」と考えていたという安室。その生き方に感銘を受ける人は多い ※この画像はサイトのスクリーンショットです(安室奈美恵公式サイトより)

来年9月16日に引退することを発表している歌手・安室奈美恵(40歳)が、11月23日、『安室奈美恵 告白』(NHK総合)に出演した。デビューからこれまでをさまざまな観点で振り返るなか、独自のスタイルを貫いたライブにも言及。そのこだわりは、人々にも多くの学びを与えているようだ。

安室はテレビに出ず、またコンサートではMCがないことで有名。そのことについて安室は、テレビでは「面白いこと」を言わなければいけない、というようなプレッシャーが「だんだんと苦しくなった」と説明。またコンサートでは「一人で喋る」ことの難しさを挙げ、前年や別会場とかぶらないように話すネタを考えるのは難しそうだということから、一度MCをすっかりなくしたコンサートをしてみたのだという。すると、それが「すごくしっくりきた」ため、無理して喋る必要はないと実感し、以降MCのないライブが定着していったとのこと。

音楽にもファンにも真摯に向き合うなかで自分のできないことや苦手なことを認識し、楽しめることに力を集中させる安室のスタンスには、Twitterで、

“TVに出ることをやめて活動の中心をコンサートに絞ったのも、さらにそのコンサートも自分にとって負担になってしまうMCは一切やめて 歌と踊りに集中させたことも、すごい決断だと思う。
自分が200%で力注げること・楽しめることで勝負した安室ちゃん、かこいい。
私もそうありたい。”(原文ママ)
“昨日のNHKの安室ちゃんのインタビュー番組は、ビジネス目線やキャリア目線で見てもマジで学びが多かった。厳しい状況を好転させるためにまずやらないことを決めることの大切さを改めて強く感じた”
“安室奈美恵がライブでMCをやらなくなったのはそれが苦手でストレスになるから。苦手なものを削って得意なことに集中する方がいいパフォーマンスが出せるならそうした方がいいしそれができる環境を作るか移るかした方がいい。”

など、称賛が多数あがっている。

なおMCについては、

“ライブの公演ごとにMCを考えるのが難しくて…とMCなしでライブについて語る安室奈美恵さんを見て、ライブの公演ごとにその地方のネタを盛り込んだMCが長いとツッコまれる西川貴教さんが浮かんだファンです。”
“その対極が、さだまさしさんですねw
ファンもMCを楽しみにしてるからね。”

といったように、西川貴教やさだまさしら、MCもコンサートの楽しみのひとつというアーティストもいる。いずれにせよ「自分にできることを真摯に、そして最大限に」という姿勢こそが、プロフェッショナルということなのかも。
(花賀 太)

■関連リンク
安室奈美恵
http://namieamuro.jp/
「引退」発表から2か月安室奈美恵が「今の想い」 – NHKオンライン
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=12243

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