漫画家・三田紀房 元アシの残業代請求対応に称賛

間もなく始まる新連載『ドラゴン桜2』の良いプロモーションにもなったか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです(三田紀房公式サイトより)


有名マンガ家の元アシスタントが、かつて働いていた際の残業代を請求し、マンガ業界に波紋を呼んでいたが、その対応が完ぺきだったと話題になっている。

有名マンガ家とは 、『ドラゴン桜』などで知られる三田紀房氏。彼がインタビューで、「残業はない」など非常にホワイトな環境であると語ったところ、元アシスタントのカクイシ氏 が異を唱え、未払いとされる残業代を請求していたのだが、1月17日、三田氏が支払いを終えたことを公式サイトで報告した。

さらに、元アシスタントに対する非難の声を懸念して、「発端は私の至らなさ」「彼への批判はやめていただけると嬉しい」「心から応援をしていますし、今後の活躍を祈念」と気遣いのコメントをするだけでなく、「カクイシさんはヤングアニマル嵐で『柔のミケランジェロ』の連載が始まり飛躍の時を迎えていることと思います。心から応援をしていますし、今後の活躍を祈念しております」と、新連載の紹介までした。

Twitterでは、

“炎上に対する公式回答とはこうあるべきですよね……すごい ”
“勝利者しかいない。泥沼に陥る未来もありえたろうに、最小限の手数で決着してる ”
“100点満点の鎮火術。これはそのうち漫画に出来る ”

と、その対応に称賛の声が相次いでいる。ただ、三田氏の場合は例外で、ほとんどのアシスタントはブラックな環境で働いていることから、

“このぐらいの労働条件の職場でもこういう話が通るのが業界の通例になれば良いですよね ”

と、この一件を通じて、マンガ業界全体のホワイト化を望む声もあった。

マンガは日本が世界に誇れる文化のひとつであるだけに、ブラックな環境がまかり通ってしまうと、未来の担い手不足も懸念される。今後少しでもそうした労働環境が改善されることを願いたい。
(飛鳥 進)

■関連リンク
三田紀房公式サイト ご報告
https://mitanorifusa.com/news/329

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