月額540円のランチ定額制サービスに不安の声も

福岡県だけでなく、「東京や神奈川にも」との声があるが、はたして関東進出なるか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです(フリーランチ公式サイトより)


福岡県北九州市のIT企業・ネクストスタンダードが2月14日、月額540円(税込み)でランチが食べ放題になるサービス「FREE LUNCH(フリーランチ)」の提供を開始した。ネットでは期待とともに不安の声も上がっている。

フリーランチは、同市のアメリカンダイニングバー「NAKAGAWA Spoil」が加盟店第1号として、サービスを展開中。初回のみ会員登録手数料1080円を支払う必要があるが、その後は毎月540円を支払えば、毎日無料でランチを食べることができるというサービスだ。万が一、開始1年以内に同社都合でサービスが終了してしまった場合は、全額返金するという。

利用するには、ユーザーがフリーランチを提供する加盟店を訪れて直接登録する必要がある。登録を済ませたユーザーには専用のワンタイムQRコードが発行され、加盟店で店員に見せ、会員情報の確認後に食事が提供される仕組みだ。

NAKAGAWA Spoilで提供されるランチメニューはライスもしくは麺と、5種類の小鉢から2種類を選ぶスタイルで、追加で食べたいものがある場合は別途料金が発生する。同店のフェイスブックページに掲載された画像には、それぞれ250円で魯肉飯(ルーローハン)やキーマカレー、ツナのアクアパッツアなど本格的なオプションメニューがズラリと並ぶ。

この画期的なサービスにTwitterでは、

“えーこれいいなぁ!!月額500円とか!!東京神奈川でもやってほしー!”(原文ママ)
“この取組が実を結んだなら、食事事情が苦しい家庭と子供に届けば一つ前進できる気がします!”(原文ママ)

と期待の声が上がっている一方で、

“食べ放題じゃないにしても これは経営圧迫するよな”
“値段だけ見ると安い安い、やってけるの?”

といった懸念も少なくない。こうした毎月定額を支払うことでサービスを利用できるサブスクリプションモデルは、音楽や動画といったコンテンツだけでなく、コーヒーやラーメンなど飲食業界にも広まり始めている。今回は、ついにランチにまでその波が押し寄せた形だ。

ネクストスタンダードは2015年に同市でバー「スナックうまい棒」をオープンし、チャージ500円のワンドリンク制でうまい棒が食べ放題というビジネスモデルで注目を集めた。「スナックうまい棒」では、10万円で全ドリンク一生無料、月額540円でカレー食べ放題といったユニークなサービスも展開していた。

過去に成功例があるとはいえ、その破格の安さに注目が集まっているフリーランチ。新風を吹かせることができるだろうか。
(山中一生)

■関連リンク
フリーランチティザーサイト
https://free-lun.ch/

フリーランチ公式サイト
http://free-lunch.biz/

NAKAGAWAspoil
https://www.facebook.com/nakagawaspoil/?hc_ref=ARRxB0DstFzsMLfa5H8foo9DZ-F3NH8uyGnxdmFAGvmWfwNl_lT5_KJGJD3OcGZO8yk

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