東北大が“世界初”の治験 脳に超音波でアルツハイマー病治療「SF感がすごい」と話題に

早ければ5年後の実用化を目指すという ※この画像はサイトのスクリーンショットです(東北大学プレスリリースより)


東北大学の研究チームが6月19日、アルツハイマー病患者の脳に超音波を当て、進行を抑える効果があるか検証する臨床試験を、医師主導のもと、軽度の患者を対象に今月中に開始すると発表した。

産経ニュースによると、超音波を使った認知症の治験は世界初。臨床試験の内容は、ヘッドホンに似た装置を頭に取り付け、こめかみ付近から低出力パルス波超音波を脳に断続的に当てるというもの。マウスを用いた実験では、アルツハイマー病の原因とされる「アミロイドベータ」の蓄積や認知機能の低下が抑えられたという。

この発表についてTwitterでは、

“コレは凄い!超音波でアルツハイマーの治療が出来る様になれば投薬による副作用の心配も無く画期的な治療法になるね”
“これ凄いな。投薬じゃないから特許による独占の問題もないし(音波には…多分)治癒コストは相当安くなるのでは”
“私のじいちゃんも生前アルツハイマーを発症して家族は大変な思いをしました
アルツハイマーを発症した本人とその家族の為にこれはぜひ成功して欲しい”

と期待を寄せる声が多数あがっている一方で、

“興味深くはあるが、動物実験としても追試されてないし、ましてや人間での治験は初めてで、うーん、まあ治験結果を待とうか”

と冷静な意見も。

またこの臨床試験では、ヘッドホンのような装置を使い、こめかみ付近から超音波を断続的に照射するということから、

“脳に超音波ってSF感すごい”
“SFみたいだ。実用化成功して欲しい”
“ヘッドセットつけた患者が暴れ出すディストピアSFのシーンを連想したw”
“SFのネタがまた一つ現実に近付きましたとな!?しかもアルツハイマーの治療(?)とか現実的な効果の期待もあるとか”

と、まるでSFの世界のようだと ワクワクする人も多いようだ。

研究チームの下川宏明教授は、産経新聞の取材に対して「将来は重症な患者や、脳卒中による認知症患者にも対象を広げたい」と語っている。その言葉通り、病気に悩む人々への朗報となってほしい。
(飛鳥 進)

■関連リンク
・世界初のアルツハイマー型認知症に対する超音波治療の医師主導治験 ―認知症に対する自己修復能力の活用―‐東北大学
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2018/06/press-20180619-alzheimer.html

・アルツハイマー病を超音波で治療 東北大が世界初の治験へ|産経ニュース
https://www.sankei.com/life/news/180619/lif1806190022-n1.html

・アルツハイマー病、超音波で治療=東北大、治験で効果検証へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061901179&g=soc

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