「校外学習」「エアコン設置」など問題は山積み!? 学校の猛暑対策に改善を求める声多数

全国の公立小中学校の約半数の普通教室に冷房が設置されていないという ※画像はイメージです


連日猛暑が続く日本列島。7月17日には愛知県豊田市の小学1年生男児が、学校近くの公園で行われた校外学習から戻った後、教室で意識を失い、搬送先の病院で死亡した。死因は熱射病だという。

この痛ましい事故について、ネット上では様々な意見が寄せられている。Twitterでは、

“熱中症で小学1年生死亡って可哀想すぎるだろ… てか、まずまずこんな暑い中に校外学習するのもおかしくない?”(原文ママ)
“もうさ、この暑さで外で体育やら校外学習やら辞めてあげてー。危険とか命に関わる気温とか言って子供達には外でさせるっておかしい!早く新しい基準作ってあげたら、先生たちも中止とか決めれるのにね。”
“子供の体感温度35℃以上になったら小学校の校外学習は自粛でいいのでは。 プール学習には最低水温の基準があるのに、こういうのも気候変動に合わせて見直す必要があると思うな。”

など、熱中症、ひいては命の危険があることを知っていながら、猛暑の中で校外学習を実施することに疑問を抱くとともに、「気温が○℃を超えたら、校外学習は実施しない」などの明確な基準が必要だとの指摘が相次いだ。

また、ネット上で話題となっているのが、公立小中学校の教室におけるエアコン設置率だ。文部科学省が2017年6月に発表した公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査によると、全国の公立小中学校における普通教室の空調(冷房)設置率は49.6%だった。

全国の公立小中学校の約半数の教室に冷房が設置されていないという現状について、Twitterでは、

“公立の小中学校全てにエアコン設置するのなら喜んで1万円くらい寄付できる いずれ自分の子供が通う学び舎でどんな季節でも快適に勉強できるのならこれくらい安いと思う”
“公立小中学校にエアコン設置されるのは理想だけど、かなりの費用がかかるんだね。 国が費用負担するか、 それが駄目でも、国が無利子で自治体に融資する制度を作ってもいいんじゃないか?”

と、エアコン設置にかかる莫大なコスト、財源の捻出など課題があることを理解しながらも、公立小中学校の教室にエアコンを設置するべきとの意見が多かった。

かつては、小中学校の教室にエアコンがないのは当たり前だったかもしれないが、ここ数年、熱中症で死者が出たというニュースも毎年耳にするようになり、エアコンの必要性は疑いようがないだろう。今後、公立小中学校の教室でのエアコン設置率が高まることを願うばかりだ。
(小浦大生)

■関連リンク
・猛暑:校外学習の小1男児が熱射病で死亡 愛知・豊田 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180718/k00/00m/040/065000c

・公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況の結果について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1386475.htm

・「小中学校 エアコン」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E5%B0%8F%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1+%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3

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