価格高騰で余る国産うなぎ 「種の存続」と「売れ残り阻止」で板挟み状態に

そもそも値段が高めな国産うなぎがさらに高騰してしまっては、なかなか手が出せない? ※画像はイメージです


7月20日は「土用の丑の日」。暑い夏を乗り切るためにうなぎを食べるのが日本の伝統だが、国産うなぎが高騰し、売れ残っているという。

記録的なうなぎの稚魚の不漁によって、出荷量が減少。その結果、価格が高騰しているのが国産うなぎだ。しかし、その一方で国産よりも比較的安価な外国産うなぎの需要が高まり、結果的に値段の高い国産うなぎが余ってしまっているというのだ。

そんな現状を新聞やテレビのニュースが報じると、ネット上ではうなぎに関する様々な意見が投稿されるようになった。Twitterでは、

“スーパー見てみたら国産の鰻、安くても1700円はした。 他を節約しないと手が出せないなぁ。”
“国産うなぎが売れないのは、消費者が高いと感じてるから。国が悪いわけでもないし、中国が悪いわけでもない。そもそも、うなぎってあの値段が適正なのか?”
“給料は低くて何でも高い中で国産のうなぎなんて庶民には手出せないじゃない 国産うなぎ離れじゃなくて離れざるを得ないんだよな”

など、やはり国産うなぎは高すぎると感じているユーザーが多いようだ。

また、食用の国産うなぎである「ニホンウナギ」が国際自然保護連合により2014年から絶滅危惧種の指定を受けているということから、国産うなぎを食べることを自粛していたというネットユーザーも少なくなかったもよう。しかし、その国産うなぎが売れ残っているということで、

“うなぎ。 なんだか今年は食べたい気分なんだけど、絶滅の危機って言うんで自粛してたんだよね。 だけど、外国産の方が売れちゃって国産はダブついてるっていうじゃない。 どうするのか正解なんだろう。”(原文ママ)
“ニュースで国産ウナギが売れていないってやってるんだけど、絶滅するんじゃなかったの? つーか食べていいの?控えた方がいいの?”

と、「絶滅を防ぐためには食べないほうがいい」という気持ちと、「余らせてしまうのはもったいないから食べたほうがいい」という気持ちの狭間で揺れ動く様子もうかがえる。

この問題は、どちらが正解ということでもないだろうが、食べるべきか食べないべきか、頭を悩ませる人は多いようだ。
(小浦大生)

■関連リンク
・「丑の日」前なのに…国産の鰻が売れない?|日テレNEWS24
http://www.news24.jp/articles/2018/07/16/07398846.html

・「うなぎ 国産」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E+%E5%9B%BD%E7%94%A3

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