日立、国内でのテレビ販売を終了 ネットでは「寂しさ」と…

国内での販売が終了する日立のテレビ「Wooo」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです(日立Wooo公式サイトより)
日立は9月25日、国内家電市場における競争力強化を目指し、ソニーとの連携関係を強化することを発表した。

これまでも、国内アフターサービスの分野で連携関係にあった日立とソニーだが、今後は関係を強化。その一環として、10月中旬より、全国にある日立系列の家電店「日立チェーンストール」で、ソニーのテレビ「ブラビア」の販売を開始する。

その一方で、「日立チェーンストール」で扱っていた日立のテレビブランド「Wooo」の国内販売は終了となる。

日立が展開するデジタルAV機器の総合ブランドとして2001年に生まれた「Wooo」。プラズマテレビ、液晶テレビ、HDDレコーダー、ビデオカメラなどがラインナップされていたが、他社のライバル製品との競争のなかで、存在感を発揮できず、2012年には自社生産を終了。以降は、他社に生産を委託したOEM製品として、「日立チェーンストール」でのみ販売されていた。

そして今回、ついに国内での「Wooo」販売の終了が発表されたわけだが、SNSでは、「寂しいな」「泣ける」「使い勝手が良かったんだよな…」などと、残念がるネットユーザーも多い。また、「テレビ離れも背景にはありそう」「テレビの過疎化を感じる」などと、テレビを見る人が減少していることが影響した結果なのではないか、との意見も少なくなかった。

ちなみに、「日立チェーンストール」とは、日立の家電を販売する小規模な家電店のこと。「日立のお店」の呼び方でも知られているが、大規模な家電量販店やネット通販を利用する消費者が増えているなかでは、その数も減少傾向にあり、SNSでも「日立の系列店ってあんま見たことない」「日立のお店そのものが既に絶滅危惧種だと思う」といった意見も多かった。

60年も続いたテレビ事業にピリオドを打った日立。国内の家電販売、特にテレビ販売を取り巻く状況は、目まぐるしく変わっているようだ。
(小浦大生)

■関連リンク
・HITACHI : Wooo World~日立のハイビジョンテレビ
http://av.hitachi-ls.co.jp/
・ニュースリリース:2018年9月25日:日立
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/09/0925a.html

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