Twitterが「人間性の否定」を禁止項目に 「社畜」という表現もNGに?

「人間性の否定」を禁止することを表明したTwitter ※この画像はサイトのスクリーンショットです(Twitter公式ブログより)
「人間性の否定」を禁止することを表明したTwitter ※この画像はサイトのスクリーンショットです(Twitter公式ブログより)
Twitterは9月24日、「ポリシー作成における新たな変更」というタイトルで公式ブログを更新。特定の個人や団体に対して「人間性を否定する」ようなツイートを禁止していく方針を明らかにし、ユーザーに対して意見を求めている。

現在のTwitterのルールでは「暴言や脅迫、差別的言動」を目的としたアカウントを禁止、個人や特定団体に対する嫌がらせ行為も禁止している。今回のブログでは、現在禁止されている行為の他に「人間性を否定し人間以下に扱う会話」が「暴力を正常化することを含め、Twitterのサービス外に悪影響を与える可能性」(原文ママ)があるとして、「人間性の否定」を禁止項目に加える予定だという。

「人間性の否定」とは、少々抽象的な表現だが、ブログでは、

“他人を人間以下に扱う言葉。人間性の否定は、人が人間の本質を否定されたとき(動物的人間性の否定)や、人間性を否定されたとき(機械的人間性の否定)に生じることがあります。例えば、集団を動物やウイルスに例えたり(動物的)、集団を性別で分類したり(機械的)する場合です。”(原文ママ)

と、定義している。

特定の人々を差別的な意味合いをもって、ゴキブリやウジ虫などの害虫、ブタ、サルなどにたとえることが、禁止項目に入ることとなるTwitter。これまでのルールではカバーしきれなかったヘイトスピーチを禁止することができるわけだが、SNSでは、豚に真珠、猿も木から落ちる、馬の耳に念仏などのことわざが禁止になるのではないかとの指摘や、自虐的に使うことも多い「社畜」という言葉もNGになるのではないかなどといった意見もあった。

また、「ネトウヨ」「パヨク」などといった特定の思想を持つ人々に対する特徴的な呼称も禁止になるのではという意見も少なくなかった。

具体的にどういった表現が禁止項目となるのかはまだ分からないが、「線引きの難しさ」を指摘する声も。たしかに、嫌がらせ的な意味合いで動物にたとえているのか、仲間内のジョークとしてたとえているのかなどは、ツイートの背景を知らないと判断できないことも多いだろう。

嫌がらせツイートはより厳しく取り締まることができるだろうが、何をOKとして何をNGとするかのジャッジはこれまで以上に難しくなるのかもしれない。
(小浦大生)

■関連リンク
・ポリシー作成における新たな変更
https://blog.twitter.com/official/ja_jp/topics/company/2018/Creating-new-policies-together.html

Twitter 差別 社畜 表現 規約