スマホのGPS機能を拝借するデジカメ

デザインはこれまでのIXYシリーズにならったスタイリッシュなもので、カラーはパープル、シルバー、ゴールド、ピンクの4色。サイズは93.5×56.8×20.8mmで、本体重量は130gとコンパクト

写真を撮る手段としてスマホのカメラ機能がメジャーになってきましたが、画質や使い勝手の面でデジカメにこだわる人もいます。でも、「写真は必ずデジカメ」とこだわる人でも、スマホを持ち歩いているはず。だったら、スマホとうまく連携させたら、デジカメにできることが広がるのでは、という発想で作られたのがキヤノンの『IXY 430F』。

撮像素子は約1600万画素で、光学5倍デジタル10倍のズーム、そしてタッチパネルディスプレイで自由な場所にピント合わせてシャッターを切れるという、最近のコンデジとしてスタンダードな機能を備えています。そして、この機種ならではの点が、Wi-Fiを搭載していて、専用のスマホアプリ「CameraWindow」と連携することで、より機能が充実するところ。

例えば、スマホでCameraWindowを立ち上げて、IXYのシャッターを切ると、スマホで測定した位置情報がIXY 430Fの画像ファイルに埋め込まれます。これまでもGPSを搭載したデジカメはありましたが、スマホは衛星の電波だけでなく携帯電話基地局の情報なども使うことで、素早く精度の高い位置情報を取得できます。つまり、デジカメの高画質写真にスマホの正確な位置情報を付け足すという、良いとこ取りをしているわけ。

他にも通信機能を使って撮影した画像をデジカメから直接SNSにアップロードしたり、スマホやタブレットに画像を転送できたりと、デジカメの画像がより共有しやすくなっています。スマホに押されがちなデジカメですが、これからはこのようにスマホとうまく連携して斬新な機能が増えていくのかもしれませんね。

(青山祐輔)

IXY 430Fの製品情報

CameraWindow IXY 430F デジカメ