ソーシャルゲームみんなの利用実態

CyberZによる「家庭用ゲーム機とスマートフォンゲーム利用状況」の調査結果。年代別に見ると、スマートフォン派が一番多かったのは40~69歳のAndroidユーザーだった。

『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』や『神撃のバハムート』など、ここ最近、頻繁にテレビで見かけるようになった「ソーシャルゲーム」のCM。今年の1月1日~3日に関東地区でオンエアされた「商品・サービス部門」のテレビCM本数では、1位はGREE(『海賊王国コロンブス』など)、2位はAmeba(『天下統一クロニクル』など)、3位はMobage(『神撃のバハムート』など)と、1~3位すべてが「ソーシャルゲーム」のCMだったという。

3月6日には、サイバーエージェントグループがソーシャルゲーム事業の累計登録ユーザー数が3000万人を突破したと発表。なかでも、『神撃のバハムート』は欧米版や韓国版をはじめ、世界各国のAppStore/Android売上ランキングで1位を獲得し、登録ユーザーは全世界で1000万人を超えたという。

では、実際にどんな人たちがどれくらいソーシャルゲームをやっているのだろう? ソーシャルゲーム関連の調査データをまとめてみた。

昨年、一般社団法人コンピューターエンターテインメント協会が12~59歳の男女967人を対象に行った調査によると、ゲームのプレイ頻度が「ほとんど毎日」という回答が60.7%と半数以上。1日当たりの平均プレイ時間では平日43.1分、休日65.9分という結果だった。また、「家庭用ゲームよりもソーシャルゲームの方が優れていると思う点」については、「外出先でも遊べる」「短時間で楽しめる」が上位理由として挙げられた。

また、今年2月にサイバーエージェントの子会社CyberZが発表した、普段ソーシャルゲームで遊んでいる15~69歳の男女1018名を対象に実施した調査によると、「家庭用ゲーム機よりスマートフォンゲームでよく遊ぶ」ユーザーは約6割、「主にスマートフォンでゲームをしていて、家庭用ゲーム機ではほとんどゲームをしない」ユーザーが約4割いることが分かった。また、「ユーザーが並行して遊んでいるソーシャルゲームの数」が平均3本と、ひとりで複数のゲームを楽しんでいることも明らかになった。

ゲームタイトル単体では、ガンホーの大人気ソーシャルゲーム『パズドラ』利用者900人を対象に実施した、ジャストシステムによる調査結果が興味深い。『パズドラ』を「現在利用している」が77.8%、そのうち、「週5日以上プレイしている」ユーザーが77.5%と、利用者はほぼ毎日『パズドラ』をプレイしている。ここまでは純粋に「大ヒット」と思えるのだが、「『パズドラ』をプレイしてから、他のスマートフォンゲームの利用頻度に変化はあったか」という質問に対する回答の半数が「他のゲームで遊ばなくなった」という結果に……。

家庭用ゲームの存在をもおびやかすほど、利用者の増加がめざましいソーシャルゲーム。ソーシャルゲーム間での生き残りも激化しそうだ。

(赤木一之/H14)

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