スマホ内蔵メモリ、上手に節約するには?

ウィジェットも内蔵メモリを消費する要素のひとつ。初期状態のままにしておかず、不要なものは削除しよう

ビジネスからプライベートまで、今やスマートフォンになくてはならない存在となった“アプリ”。だが、調子に乗って面白そうなアプリをどんどんダウンロードして楽しんでいたら、いつの間にか本体の動作が遅くなったり、突然再起動してしまうなどの経験はないだろうか。

その主な原因は、“RAM”と呼ばれる内蔵メモリの不足にある。内蔵メモリはアプリをたくさん動作させればさせるほど消費され、残りが少なくなるとアプリを正常に動作させることができず、様々な問題を引き起こしてしまうのだ。

Androidでこの問題を解消するには、不要なアプリの動作を終了させてメモリを解放するツールアプリを用いるのが一般的。だが、そうしたツールで解放されるメモリは一時的なもの。しばらくすると、何もしていないのに勝手に内蔵メモリの消費が増え、結局動作が重くなっている…ということも少なくない。

ではどうしたら、もっと内蔵メモリの消費を抑えることができるのか? その答えは、とにかく不要なアプリを動作させないことに尽きる。その代表格のひとつは“ウィジェット”だ。ホーム画面に設置されているウィジェットも、立派なアプリケーションのひとつであり、しっかりメモリを消費している。使っていないウィジェットは片っ端から削除してしまおう。

そしてもうひとつは“勝手に動作するアプリ”。実はアプリの中には、自分で起動していなくても、勝手に起動してしまうものも数多く存在する。タスク管理アプリで現在実行されているアプリをチェックし、不要なアプリが動作していたらアンインストールしてしまおう。

ただ、プリインストールされているアプリは、アンインストールできないものも少なくない。その場合は、アプリの設定画面から「無効にする」を選び、動作を止めることで対処しよう。ただしシステムの動作に必要なアプリを停止させてしまうといろいろな問題が起きるので、アプリの無効化には細心の注意を払う必要がある。

使用するアプリやウィジェットを整理すれば、内蔵メモリを節約し、ひいては快適な動作を取り戻すことにもつながってくる。人間と同じように、スマートフォンの健康を保つのにも“ダイエット”が必要というワケだ。

(佐野正弘)

プリインストールのアプリも「無効にする」で動作を止めることができる。ただし重要なアプリまで無効にしてしまわないよう注意しよう
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