キャリア独自も! 動画サービス徹底比較

NTTドコモが提供するdビデオの画面。ランキングの閲覧やキーワード検索ができる

スマホやタブレットで利用できる動画サービスが続々登場している。最近のトレンドはコンテンツごとの課金ではなく、月々の定額制だ。2011年に「黒船」の呼び声高く日本に上陸した「Hulu」に続き、NTTドコモの「dビデオ」がスタート。2012年にはauのビデオパス、2013年にはソフトバンクのUULAが開始された。

NTTドコモの「dビデオ」の利用は、ドコモの契約者でSPモードに加入していることが条件となる。映画・ドラマに加えてミュージックビデオやカラオケなどの音楽コンテンツも豊富。独自に制作しているドラマやお笑いなどのオリジナル番組「BeeTV」も観られるのが特徴だ。月額は525円。

auが提供するのは「ビデオパス」。590円で見放題となるが、定額制に加入せず、コンテンツごとに課金することもできる。コンテンツごとの価格は0~525円程度で、レンタル期間は210円から525円などまちまち。月に何本も観るなら定額制の方がお得だ。なお、au加入者でなくてもiPad/iPhoneユーザーなら、Apple IDで定額サービスに加入でき、その場合は30日で900円とやや割高になっている。

キャリアが提供するサービスではもっとも後発となる「UULA」は、映画や国内・海外ドラマも観られるものの、音楽コンテンツがメイン。オリジナルのドラマやミュージックビデオもラインナップする。エイベックスと提携しているため、邦楽が豊富なのがうれしいところ。月額490円。

アメリカ発のHuluは、映画はもとより、ドラマが豊富。特に人気シリーズの海外ドラマは必見だ。すぐに続きが観たくなるドラマは、追加料金を気にしなくていい定額制にぴったりのコンテンツといえる。月額980円と、キャリア提供の動画サービスの倍近いが、コンテンツの豊富さとマルチデバイス対応が魅力だ。複数のデバイスを持っている場合にはメリットが大きい。

ほかに、無料動画を多数提供している「Gyao!」や、家族向けの「ファミリービデオ」(月額525円)、インターネットではなく電波を使ってオリジナルコンテンツを配信する「NOTTV」(月額420円)なども、スマホで動画を楽しむための選択肢に入ってくる。

ひとくちに動画といっても映画、ドラマ、アニメ、お笑い、ミュージックビデオなど様々。スマホやタブレットなら、腰を据えて映画を観るよりも、気軽に観られるお笑い番組やミュージックビデオの方が相性がいいかもしれない。ほとんどのサービスが加入前にラインナップを見られるので、自分好みのコンテンツがあるかのぞいてみよう。

(栃尾江美/アバンギャルド)

dビデオ Gyao! Hulu NOTTV UULA ビデオパス ファミリービデオ 動画サービス