スマホ版“ほんやくコンニャク”!?

海外旅行先での通訳を実現。あたかも通訳者が同行しているのと同じような感覚でコミュニケーションを図ることが出来る

『ドラえもん』の“ほんやくコンニャク”といえば、食べるだけであらゆる言葉が理解できる&話せるようになる秘密道具。もちろんマンガの中の話だが、スマホの進化でこれが少しずつ実現に近付いているのをご存じだろうか。

「翻訳アプリ『SmartTrip』は、スマホに話しかけた言葉を自動で翻訳できます。これが“音声翻訳”機能で、現在25カ国語に対応しているのですが、さらに便利なのが“電話通訳機能”です。言語を選択すると専門のオペレーターに電話がつながるので、スマホを会話相手に渡せば、オペレーターが相手の話す言葉を翻訳してくれます」

そう教えてくれたのは、いま話題の「人が通訳してくれる」アプリ「SmartTrip」開発元の昭文社・事業戦略室の永井伸昌さん。電話通訳機能は日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応。これってつまり、オペレーターが24時間対応してくれるということ?

「コールセンターには共同開発したアシストオール社のスタッフが常駐しているので、英語については24時間365日対応。中国語と韓国語については、日本時間の7:00~22:00までなら対応できます」

気になるサービス利用料については、アプリ自体は無料だが、電話通訳は60秒157円と少々値は張る。現在、新規入会特典として電話通訳料金が5分間分無料になるので、試しに一度サービスを使ってみるのも手だ。

こうしたスマホの通訳・翻訳サービスは、ほかにもいくつか存在する。例えば、インデンコンサルティングが提供する「スマイルコール」。オペレーターが電話を介して通訳してくれるものだが、ビデオ通話なのでオペレーターの表情を見ながら会話できるのが大きな特長だ。また、NTTドコモのアプリ「うつして翻訳」なら、外国語の文字にアプリ内のカメラをかざすと、瞬時に日本語に翻訳してくれる。

どんどん便利になっていく同時通訳・翻訳サービスだが、これでもまだ発展途上の段階。“ほんやくコンニャク”レベルの同時翻訳サービスが開発されることを期待したい。

(辻村 文/HEW)

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