「スティック端末」でテレビがスマホに?!

「Chromecast」は奥行き72×幅35×高さ12mmで、重量34g。値段も35ドル(3500円程度)と、お手頃だ

今や、スマホ・タブレットといった「スマートデバイス」は、生活に欠かせないアイテムだ。電話やメールだけでなく、ネットサーフィンから書類作成まで、パソコンと同等の機能が備わっている。だが、出先や自宅などで本当にパソコンのように使おうとしたとき、 スクリーンの小ささにストレスを感じることがないだろうか。そんな悩みを解決してくれるのが、最新アイテム「スティック端末」だ。

「スティック端末」とは、スクリーンが付属していない棒状のスマートデバイスのこと。テレビのHDMI挿入口に本体を差し込み、テレビ画面をスクリーンとして利用する。場所は選ぶが、動画や写真、音楽、ブラウジングなどをテレビ画面で楽しめるのは大きなメリットだ。

たとえば、自宅に友人を招いたとき、テレビの大きな画面を通してWebサイトを閲覧したり、写真・映像を見たりできる。また、出張先でホテルのテレビをパソコン代わりにすれば、仕事がはかどるだけでなく、ノートパソコンが不要になるため荷物も減るだろう。

米国では7月下旬に「Chromecast(クロームキャスト)」というスティック端末が発売されて話題になった。「Chromecast」は端末単体で使用するのではなく、既存のスマートデバイスとの連携が基本。専用のアプリをデバイスにダウンロードし、デバイスから信号を送信、Chromecastを挿入したテレビ画面にコンテンツを映し出すことができる。また、テレビ画面にコンテンツを映している間も、スマートデバイス側でメールチェックなどの別動作が可能だ。Android/iOS/Windowsなど、いずれのOSでも利用できて汎用性も高い。

しかし残念ながら、Google公式ページの情報によると、2013年9月17日時点では「Chromecast」は日本国内で使用できないようなので、国内対応製品の登場が待たれる。

ただし、他のスティック端末であれば国内で入手可能。欲しい人は、国内の大手通信キャリア3社が出している製品を買うのもひとつの手だろう。NTTドコモの「SmartTV dstick」は、主に自社ストア「dマーケット」上の動画・音声コンテンツをテレビ画面で楽しめる。また、ソフトバンクモバイルの「SoftBank SmartTV」は映像コンテンツの充実度がウリ。TSUTAYAテレビなどで配信されている10万作品以上の動画を楽しめるので、映画好きにおすすめだ。auの「Smart TV Stick」では、アプリストア「Google Play」を利用できるので、自社コンテンツ以外の一般アプリも使える。

スティック端末が1台あると、生活・仕事の幅がより便利になりそうだ。

(石井瑞穂/アバンギャルド)

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