“非”最適化サイトでイラッとする瞬間

スマホ“非”最適化サイトは縦スクロールだけでなく、横スクロールや拡大の必要があり、使い勝手が悪い
画像提供/PIXTA

イギリスのEptica社がモバイルユーザー1000人を対象に行った調査が興味深い。モバイルでウェブサイトを利用するときの不満点について尋ねたところ、52%の人が“普段閲覧するサイトの半分以上がモバイルに最適化されていないこと”を挙げた。おそらくこれは日本でも同様の傾向が見られると考えられる。では、具体的にどのような瞬間に不満を覚えるのだろうか?20~30代の男女225人に「スマホに最適化されていないサイトを見たときにイラッとする瞬間」に関してアンケート調査を行ってみた(協力/ファストアスク、複数回答)。

■「スマホに最適化されていないサイトを見たときにイラッとする瞬間」ランキング

1位 表示速度が遅い(37.8%%)
2位 ページが大きすぎて、スクロールなどの操作がしにくい(24.0%%)
3位 意図した箇所を押そうとしても別のリンクなどが認識されてしまう(21.3%)
4位 タッチしてもなかなか反応しない(19.6%)
5位 Flashなどで制作されているため、そもそも表示できない(16.4%)

第1位は「表示速度の遅さ」。ウェブサイトが表示される時間は、サイト1ページあたりのデータ量と比例関係にある。ただでさえスマホはPCと比べて通信速度が遅いので、PCサイトと同じ大容量の画像がたくさん使われたサイトを見ると、表示に時間がかかってしまうのは当然のこと。

2位は「ページが大きすぎる」。スマホ最適化サイトであれば、縦スクロールだけで済むけれど、最適化されていないと横スクロールしたり、一部を拡大したりといった操作が必要になる。操作しづらいと感じる人が多いのも致し方ないところだろう。

3位には「意図していない箇所のリンクが認識されてしまう」が続く。PCサイトをスマホで表示すると、スマホの画面サイズがPCに比べて大きくないことも相まって、文字やボタンが小さいことも。結果、目的のリンクを正確にタップできず、別のリンク先を開いてしまい、また前の画面に戻って…と余計な操作にイラッとする人が多いようだ。

4位には「タッチしても反応が鈍い」という意見が。これには1位に挙がった表示速度の遅さも関係しているだろう。また、5位は「そもそも表示できない」。iPhoneで表示できないFlashサイトは減ってきたようだが、たまに遭遇してイライラする人もいるようだ。

スマホでの表示速度にストレスを感じると、ユーザーはサイトからどんどん離脱してしまう。スマホでサクサクと快適にネット閲覧できるよう、最適化されたサイトが増えてほしいものだ。

(池田園子)

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