電池に負担をかける「5つのNG行為」

iPhoneで使える「バッテリーセーバー」。充電しながらアプリを開くと、フル充電までにかかる時間が予測できる

充電がなくなりやすいスマホ。充電コードに接続しながら使ったり、外出時にモバイルバッテリーを持ち歩くなどの対策を講じている人も少なくないはずだ。ところが、そんなちょっとした行為がスマホの電池に負担をかける場合があるのだとか。ITジャーナリストの一条真人さんに、バッテリーが傷んでしまうNG行為をうかがった。

■電池に負担をかける5つのNG行為

NG行為(1) 一日中充電し続ける
NG行為(2) フル充電状態で、充電を続けながら動画を見る、ゲームなどをする
NG行為(3) 温度が高い場所に置いておく
NG行為(4) 頻繁に充電する
NG行為(5) 急速充電器を使う

これら5つのNG行為は、ついやってしまいがちなものばかりだが、その理由は大きく3つに分かれるという。

「1つめは、“過充電”。現在のスマホに採用されているリチウムバッテリーは、フル充電された後も充電を続けてしまう。結果、バッテリーが劣化しやすいのです」

これに当てはまるのが(1)と(2)。ちなみに、リチウムバッテリーは、内蔵のコントローラーチップで充電状況を調節している。コントローラーチップによっては過充電されにくい場合もあるものの、ユーザーには判断ができないため、気をつけるに越したことはない。

「2つめは、“バッテリーの高温化”です。そもそもバッテリーは、化学変化を起こして電気を作り出しています。高温になると化学変化に影響が及び、劣化が進みやすくなってしまうんです」

これは(1)(2)(3)のほか、 “通常充電”よりも“急速充電”の方が電池の温度が上がってしまうため、(5)にも当てはまる。本当に急いでいるときは仕方ないが、できるだけ急速充電は避けるのが無難だろう。

「最後は、“細かい充電と放電を繰り返す行為”。前述のように、バッテリーは化学変化で電気を作り出しているため、短いスパンでこれを繰り返すと負荷が高くなり、劣化が早まります」

ゆえに(2)(4)はNG行為。充電が完了したらアダプターをすぐに外すのは鉄則だ。動画を見たり、ゲームをしたりするときにも、必ず充電器から外して使おう。

こうしたNG行為をしないためには、電池の状態を頻繁にチェックするのが肝心。とはいえ、いちいち確認するのは面倒…という人は、フル充電になったときや充電するべきタイミングを知らせてくれる専用アプリを使うと便利だ。一条さんのおすすめはiPhoneアプリの「バッテリーセーバー」と、Androidアプリの「バッテリードクター」だという。

なにげなく取っている行為で、知らず知らずのうちに電池の寿命は縮まってしまう。不要なアプリを閉じたり、画面の明るさを下げるといった対策でバッテリー消費を防ぐとともに、NG行為を意識的に回避するよう、気をつけたい。

(菅原さくら/アバンギャルド)

【電池に優しいアプリは?】

●iPhoneアプリ「バッテリーセーバー」>>ダウンロードはコチラ
https://itunes.apple.com/jp/app/batteriseba-batteri-shou-mingwo/id615987910?mt=8

●Androidアプリ「バッテリードクター」>>ダウンロードはコチラ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ijinshan.kbatterydoctor_en&hl=ja

NG行為 ランキング 充電 負担 電池