クラウド利用…みんな何に使っている?

今回の調査ではスマホ利用者の55.6%がクラウドストレージサービスを利用していないという結果に。先日スマホをなくし、バックアップを取らなかったために泣きをみた筆者の二の舞いになる前に、クラウドストレージサービスにバックアップを残すことをおすすめする

Appleのサービス「iCloud」から海外セレブの写真が流出した事件もあり、その安全性に注目が高まっているクラウドサービス。ネットワーク上にデータやソフトウェアなどを保存してそれらを外出先で使用したり、別のユーザーと共有したりすることができるため、データのやり取りが多いビジネスのシーンで利用しているという人は多いのでは? また、手軽にデータのバックアップをとっておくことができるので、スマホのデータを保存しておくのにも便利だ。それでは実際に、どれくらいのスマホユーザーが利用しているのだろうか。20~30代のスマホ利用者男女200人に聞いてみた(協力:ファストアスク、調査日10月30日)。

「スマホでクラウドストレージサービスを利用していますか?」という質問に、「利用している」と答えたのは、全体の44.4%。半数強の55.6%の人が「利用していない」という結果になった。便利だけど利用者が半数以下というのは、やっぱりセキュリティへの不安から? 「利用している」と答えた人に、クラウドストレージサービスへの不満を聞くと、以下のような答えが返ってきた。

■クラウドストレージサービスへの不満は?(複数回答)
1位 容量が小さい 33.0%
1位 アップロード、ダウンロードのスピードが遅い 33.0%
3位 セキュリティに不安がある 26.0%
4位 バックアップデータの管理がしにくい 19.0%
5位 動作が不安定 14.0%

最も声が多かったのは、「容量が小さい」「アップロード、ダウンロードのスピードが遅い」という意見。「セキュリティに不安がある」は約4人に1人が感じているようだ。容量の大きさは、お金を払えば大きくすることは可能だ。しかし、「有料のクラウドストレージサービスを利用していますか?」という問いに対し、「はい」と答えた人は36.6%という結果。過半数の人が、できるだけ無料で使いたいと考えているのだ。では、使っているのは具体的にどのサービスなのだろう? 結果は以下のとおりとなった。

■利用しているクラウドサービス(複数回答)
1位 Dropbox(46.0%)
2位 iCloud Drive(40.0%)
3位 Googleドライブ(33.0%)
4位 Evernote(29.0%)
5位 Microsoft OneDrive(19.0%)

そして、そのクラウドストレージサービスの使い方はというと、「データのバックアップとして」が58.0%で最も多く、「共有ディスクとして」(48.0%)、「ファイルの転送に利用」(41.0%)、「データの管理に利用」(26.0%)と続いた。データのバックアップとして利用しておけば、スマホを紛失した際や誤って壊してしまった時に便利なので、納得の結果に。

サービスによっては、無料で15GBものデータをアップできるクラウドストレージサービス。まだ利用していない人も、まずはデータのバックアップからその便利さを体感してみては?(河島マリオ/GRINGO&CO.)