チケット、ナビetc.「スマホ×プロ野球」最前線

横浜DeNAベイスターズのホーム開幕戦は3月31日。仕事が早く終わった日は、スマホを片手に野球観戦はいかが? (C) YDB

今年もいよいよプロ野球が開幕。MLBから大物日本人選手が続々復帰するなど、例年以上に注目度が高い今シーズンは、球場に足を運ぶファンもますます増えそうだ。

さて、最近では野球観戦をより快適にしてくれるサービスも次々と登場している模様。たとえば、横浜DeNAベイスターズでは、今シーズンからスマホがチケット代わりになる横浜DeNAベイスターズスマートチケットアプリAndroidiOS対応)通称“スマチケ”サービスを導入した。専用アプリをダウンロードしWEB上でチケットを購入すると、スマホの画面上にチケットデータが送られ、横浜スタジアムで開催されるホームゲーム時に使えるというものだ。

「これなら24時間いつでもチケットを受け取ることができますし、コンビニなどで紙のチケットに引き換える手間もありません。入場時はゲートで画面を見せてスタッフに専用のスタンプを押してもらう(画面をタップする)だけ。もし、急な用事などで行けなくなってしまった場合にはメールやLINEなどを使って、スマチケを誰かに譲ることもできます」(横浜DeNAベイスターズ 経営・IT戦略部の木村洋太さん)

確かにこれは便利。だが、紙のチケットとスマチケが混在すると入場ゲートは混乱しないだろうか?

「試験的に昨年11月のファンイベントで導入したところ、特に大きな混乱はありませんでした。むしろこちらの方がスピーディーに入場できるという報告も受けています。」(同)

雨天中止などのお知らせも、アプリのPush通知でいち早く届けたり、観戦した日の試合の名場面画像やハイライトムービーを配信したりといった機能もあり、今後は座席案内サービスなど、スマチケ利用者ならではのお得な特典も検討しているという。

さて、スマホと野球観戦を連動させたサービスは他にもある。オリックス・バファローズが本拠地とする京セラドーム大阪では「スマホのiBeacon機能を活用してビールの売り子を呼べるサービス」を導入。スマホに「野球場ナビ」(AndroidiOS対応)アプリをインストールし、「近くの売り子を呼ぶ」ボタンを押すと近くにいる売り子の一覧が表示される。そこから好きなビールの銘柄を選択すれば、席までビールを注ぎに来てくれるというわけだ。また、球場内のレストランやグッズの売店、化粧室や授乳室などの位置情報をナビゲートする機能もある。

一方、球場内の通信環境も飛躍的に向上している。西武ライオンズの本拠地・西武ドームでは2013年シーズンから球場全体で使える無料Wi-Fi「Lions Wi-Fi」を、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・楽天Koboスタジアム宮城でも昨シーズンから「Eagles-Wifi」を導入している。どちらもWi-fiに接続すると専用サイトにアクセスでき、試合と連動したクイズやゲームに参加できたり、限定動画が見られたりと特典が満載だ。

急速にIT化が進むプロ野球界。ぜひ今シーズンは、スマホをもって球場に足を運んでいただきたい。

(榎並紀行/やじろべえ)

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