スマホの破損・紛失に備えておくべきポイント3つ

ほとんどの人が経験したことがあるであろう、スマホの破損・紛失。携帯電話ライターの佐野さんは「データのバックアップ」「保険サービスへの入会」「回線の停止」の3点が重要と語る

通話やメール機能だけでなく、多彩な機能を搭載するスマートフォン。そのため、破損して使えなくなった時の影響や紛失してしまった際のリスクは非常に大きい。

国民生活センターによると、2009年から2012年まで減少傾向だった携帯電話・スマホについての紛失・盗難の相談件数は2013年に再び増加。「なくした携帯電話が不正に利用され、高額請求を受けた」といった金銭的な被害や、「携帯電話に入っているデータの流出が不安」などのセキュリティーに関する相談が寄せられているという。

誰しも起こり得るスマホの破損・紛失に対し、事前にどのような対策を取ればよいのだろうか? スマホの事情に詳しい佐野正弘さんに、対策しておくべきポイントを3つあげてもらった。

■データのバックアップ
「必ず行っておきたいのが、データのバックアップです。SDカードなどの記憶媒体でも問題ないですが、オススメはクラウド上への保存。自動的に同期するため、意識的にバックアップを行う必要がなく、急なトラブルにも対応できます」(佐野さん、以下同)

連絡先や写真など必要最低限のデータの保存であればiPhone、Androidの標準機能として搭載されているクラウドサービスの容量で十分とのこと。ほかに保存しておきたいデータがある場合は、「Dropbox」などのストレージサービスを利用し、定期的にバックアップを取ればOK。

■補償サービスへの入会
破損・紛失の際に困るのは、周囲の人と連絡が取れなくなってしまうこと。そんなトラブルに備えて、各キャリアが行っている補償サービスに入会しておくのも大切だ。

「月額300~600円程度で、トラブルが起きた時に、現在使用しているものと同機種の交換機を提供してくれます。キャリアショップで手続きできるため、スマホ購入時に併せて入会しておくと安心です」

■探索アプリの準備
「『iPhoneを探す』に代表されるGPS機能などを利用した探索サービスを準備しておきましょう。アプリをインストールしておくことはもちろん、GPS機能の使用やID・パスワードなどを設定していないと探せないため、いつでも使える状態になっているかあらかじめ確認することが大切です。ただし、紛失時にすぐ見つからない場合、回線を止めることも考えましょう。誰かに拾われ不正利用されてしまうリスクがあるため、金銭的な被害を避けるためにも、回線停止をすることをオススメします」

夏に向かっていくにつれ、旅行や帰省でスマホを外に持ち出す機会も増えるだろう。万が一のために、事前に十分な備えをしておこう。

(杉山大祐/ノオト)