
画像提供:blanche / PIXTA(ピクスタ)
SNSを眺めていると、頻繁に目にする“自撮り”。その際にとるポーズはさまざまで、最近では指をピストルの形にして顎の下に添える「ピストルポーズ」なるものが流行っているのだとか。
これまでにも手を大きく前に突き出す「エッグポーズ」や、目元でピースをする「ピロムピース」など、顔の一部を隠し、小顔効果を狙うものが流行った。しかし、顔の特徴は人それぞれ違う。顔のタイプに合ったポーズや撮り方なんてあるのだろうか? ヘアーメイクアップアーティストの田村俊人さんに聞いてみた。
「自撮りの基本は、“顔の少し上から撮ること”。そうすることで、上目遣いになり、目が大きく見えます。目を大きく見せるのは、顔全体との差を出すため。いかに顔を小さく見せるかが重要なのです」(田村さん、以下同)
なるほど。やはりいかに小顔に見せることが重要とのこと。田村さん直伝の顔のタイプ別オススメ自撮り方法は以下のとおり。
●丸顔
カメラに対し、顔を少し横に向けて横幅を縮小。さらに、カメラ側の顔の一部を、さり気なく髪や手で隠すとより小顔に見える。
●面長の顔
おでこは帽子や前髪で隠し、頭はすべて写さないようにカメラの角度を調整して面積を減らす。口元は手で隠すなどして、顔全体の縦の比率を減らして正面から撮る。ほんの少し頬に空気を入れてぷっくりさせると、顔の横幅が出てバランスがよくなる。
●エラの張った顔、逆三角形の顔
顔の上から撮影し、あごのラインは写さない。二重あごの人も同様にすると、スマートに見える。
●離れ目
カメラに対し、顔を少し横向きにすると、目が近寄って見える。それでも気になるならば、アイラインを目頭からきっちり入れるとより効果的。
「小顔に見せるには、黒目の大きさも重要なんです。実は、黒目の大きさは、生まれた時から変わらず、誰でも11~12ミリ。顔が小さいほど黒目は大きく見えるので、赤ちゃんは黒目がちに見えるだけなんです。なので、カラーコンタクトを使って、黒目を大きくするのも小顔効果があります。『かわいく見せる=赤ちゃんの顔に近づける』とも言えるでしょう」
ちなみに男性の場合は、どうしたらカッコよく撮れるのだろうか?
「笑顔は横幅が広くなるのでNG。上から撮影するのは女性と同じですが、“やり過ぎ感”を出さないために女性よりは少しカメラの位置を下げましょう。オススメは『ながらポーズ』。ジュースを飲むような感じで口元を隠したり、眼鏡をかけ直すように手を入れたり。何かをしている時をイメージしながら撮れば、自然な感じが出ますよ」
どうせ撮るならきれいorカッコよく撮りたいもの。今まで顔の輪郭で悩んでいた人もこれらの方法を使えば、盛れちゃうかも!?
(平野友紀子+ノオト)
【関連リンク】
▼田村俊人オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/tamuoo2009/