アップデート前に要確認! ストレージ整理の基礎知識

大切なデータなどを保持・ダウンロードするためにも、容量の確認・整理を習慣づけよう

スマホにアプリをインストールしたり、OSのアップデートをしたりする際に、「ストレージの空き容量がありません」と画面に表示されることがある。しかし、そもそも自分がどの程度のストレージを使っているのか、確認していない人もいるのでは? そこで、改めて「ストレージ」の基礎知識を、ITジャーナリストの佐野正弘さんに聞いた。

■そもそも「ストレージ」って何?
「ストレージとは、スマホのデータを保存しておく記憶装置を指します。Androidの場合モデルによって異なりますが、iPhone 6sは16、64、128GBと3種類の容量のモデルがあります」(以下、佐野さん)

ストレージの空き容量は、アプリのインストールや写真・動画を保存することなどによって減っていく。また、端末を最新の状態に保つためのOSアップデートにも、意外と多くの容量が必要になる。

「OSのバージョンによって変わるので、一概には言えませんが、OSアップデートには、1~5GB程度が必要になります。あくまで大まかな目安ではありますが、1GBは、一般的なスマホで撮影した写真が約300枚を保存できる容量です」

容量不足のまま使っていると、スマホの動作が鈍くなることもあるという。では、容量を空けておくには、どうすればいいのだろう。整理の手順も教えてもらった。

1)ストレージ容量をチェックする
「まずは、自分のスマホのストレージ容量の状態を確認しましょう」

【スマホのデータ容量(ストレージ)の確認の仕方】
●iPhoneの場合:設定→一般→ストレージとiCloudの使用状況
●Androidの場合:設定→ストレージ

2)不要なアプリやキャッシュデータを削除する
「次に、不要なアプリや写真、動画、音楽などは削除しましょう。また、アプリなどが一時的に使用したキャッシュデータ(一度表示したデータへのアクセス速度を上げるために、そのデータを保持しておく機能)を削除することで、容量を増やすことも可能です」

【キャッシュデータの削除方法】
●iPhoneの場合:PCに接続してPhoneCleanなど専用ツールを使用 or 一度バックアップを取って本体をリセットした後にバックアップを復元
●Androidの場合:設定→ストレージ→キャッシュ

■写真や動画はクラウドで“バックアップ”を
さらに、常にストレージの空き容量を確保しておくには、写真や動画のデータはスマホにためず、クラウドサービスやPCなどに移しバックアップを取っておくことが重要だという。

「iCloudなど、インターネット上で提供されているクラウドサービスを活用すれば、スマホ本体のストレージを消費することなく、ファイルを保存できます。バックアップは、スマホの容量不足を解消する手段としてだけでなく、本体のデータが何らかの原因で消えてしまった場合の備えとしても、定期的に行うことをおすすめします」

いざというときに、必要なアプリや大切なデータを泣く泣く削除しなくて済むよう、これからは定期的にストレージの容量をチェックし、スマホの中身を整理しておこう!

(村山 伸/H14)

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