【調査】20代後半は、“顔文字・絵文字好き”世代?


“ある噂”を耳にした。それは、「最近の若い子は、絵文字や顔文字を使わない」というもの。三十路の筆者は、“若い=ビジュアル表現が好き”(≒文字が嫌い)という先入観があったため、非常に驚いた。しかし、これって本当なのだろうか? 20代前半の子とのメールを思い返すと、絵文字・顔文字も使われていたような気がするのだが…。

そこで、メッセージツールを使っている、20~24歳(107人)、25~29歳(109人)、30~34歳(105人)の3グループ、男女計321人を対象に「絵文字・顔文字」に関するアンケート調査を実施。その真実はいかに?(R25スマホ情報局調べ/協力:ファストアスク)

〈メッセージツールで連絡を取るとき、よく使うものはどれ?〉
※以下、「全体の割合(20~24歳/25~29歳/30~34歳)」の順で表示

・画像スタイルの「絵文字」 46.7%(39.2%/51.4%/49.5%)
・(*^。^*)など、記号を組み合わせた「顔文字」 36.2%(41.1%/35.8%/31.4%)
・どちらも全く使用しない 17.1%(19.6%/12.8%/19.1%)

全体をみると、「絵文字>顔文字>使用しない」という傾向だ。なかでも「使用しない」の割合が顕著に低いのは、20代後半のグループ。彼らが携帯電話を持ち始めたのが、高校生の頃だと仮定すると、2001~2005年あたりだろう。ガラケー全盛であり、さらにネット掲示版の最盛期ともいえる(『電車男』は2004年刊行)。絵文字・顔文字に最も親しんだ世代といえるかも。

一方、この傾向とやや異なるのが、20代前半のグループ。「顔文字≒絵文字>使用しない」という割合だ。2007年が初代iPhone発売の時期なので、最初からスマホを利用した人もいたはずだ。また、Twitter、Facebook、LINEとSNSが次々と流行したのはこれ以降となる。キャリアメールの利用頻度が下がる時期と一致するため、「絵文字」の割合が下がるのに影響したか…。

ちなみに、20~24歳のグループを男女別(男性:51人、女性:55人)に算出したところ、以下のような結果と意見が寄せられた。

■20~24歳グループの男女比較
※以下、「全体の割合(男性/女性)」で表記
・画像スタイルの「絵文字」 39.2%(33.3%/45.6%)
・(*^。^*)など、記号を組み合わせた「顔文字」 41.1%(43.1/38.3%)
・どちらも全く使用しない 19.6%(23.5%/16.1%)

●「絵文字」派の意見
「絵文字のほうが意味が伝わりやすいから」(22歳・男性)
「絵文字があると、内容が、大したことがなくても華やかに見えて楽」(20歳・女性)

●「顔文字」派の意見
「顔文字は日本語フリック入力の画面からワンタッチで出るのに対して、絵文字はキーボードを切り替えなくてはならないから」(21歳・女性)
「顔文字の方が男女問わず使えるので、抵抗がない」(23歳・男性)

●「使用しない」派の意見
「(絵文字、顔文字は)子供っぽいから」(22歳・男性)
「なんとなくふざけた感じがするから」(24歳・女性)

「使用しない」派で比較的多いのは、男性のようだ。女性は「絵文字」を筆頭に「顔文字」を使う人も多い。ただし、「使用しない」派の人のなかには、「あまり使ってる人がまわりにいないから」(23歳・女性)とコメントした人もいる。総じて絵文字・顔文字を使う人は多いものの、もしかすると「使用しない」グループが存在するのかも…?

世代によって、絵文字・顔文字との付き合い方の違いが垣間みられた、今回の結果。絵文字・顔文字を使う若者も少なくないようだ。ただ、コメントからは一部“使わないグループ”がいることもうかがえる。あまり若ぶって絵文字を使っていると“イタい三十路”に見られてしまうかも?
(山川 剛)

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