パワハラにご注意! 新入社員へのNGワードTOP10

新人に伝わるアドバイスを心がけたい 写真:KY/PIXTA(ピクスタ)
新人に伝わるアドバイスを心がけたい 写真:KY/PIXTA(ピクスタ)
新年度になり、新入社員を迎え入れて約1カ月。先輩として、新人にアドバイスするだけでなく、期待を込めて厳しく接することもあるだろう。でも、そんな時に言葉のチョイスを間違うと、怖い先輩と思われたり、はたまたパワハラなんてことにも…。そこで、27歳以下の若手男性会社員100人に、「上司や先輩に言われ、精神的にキツくなった言葉」について聞いてみた。

■若手社員が選ぶ! 言われると精神的にキツい言葉TOP10
(全14項目から3位まで選択。1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptで集計。協力:アイリサーチ)

1位 「だからお前はダメなんだ」 80pt
2位 「前にも言ったよね?」 70pt
3位 「もういいよ、私がやるから」 69pt
4位 「言われた通りにやればいい」 60pt
5位 「やる気ある?」 57pt
6位 「なんで分からないの?」 37pt
7位 「言ってる意味わかる?」 34pt
8位 「今まで何やってきたの?」 30pt
9位 「自分で考えろ」 26pt
10位 「これだからゆとりは…」 23pt

1位になったのは「だからお前はダメなんだ」。理不尽に全否定するような言葉は使わないほうがいいだろう。一方で、2位に「前にも言ったよね?」、3位には「もういいよ、私がやるから」など、つい言いがちな項目が並んだ。言い方によっては相手を傷つけてしまうかもしれない。では、それぞれの言葉を嫌だと感じる理由やシチュエーションはなんだろうか?

【1位 「だからお前はダメなんだ」】
「人格を否定されている気がする」(21歳)
「全否定されている気がして、やる気がなくなった」(27歳)

【2位 「前にも言ったよね?」】
「分からないことがあるから聞いたら、言われた」(27歳)
「(業務を)ひとりでやるようになってから、もう一度聞いたときに言われた」(23歳)
「前に言われていないのに言われた。理不尽な叱責だと感じた」(26歳)

【3位 「もういいよ、私がやるから」】
「全てを否定されている気がする」(26歳)
「資料作りを行なったのに、言ったことと内容が異なり、作り直そうと思っていたら、『自分がやるからやらないで』と言われた」(26歳)
「自分ができない人間だと思えてしまう」(27歳)

【4位 「言われた通りにやればいい」】
「何回も言われたことがあるが、言われると腹が立つ」(23歳)
「せっかくいろいろと考えて提案したのに、屈辱的だった」(24歳)

【5位 「やる気ある?」】
「言われたことはしっかりこなしたはずなのに、上司からその言葉をかけられた」(25歳)
「真面目に細かく(仕事を)やっているのにまったくそれが伝わらず、言われた」(26歳)
「自分なりに一生懸命やってきたのに、一気に否定されたから」(27歳)

【6位 「なんで分からないの?」】
「そこまで言われる筋合いはないと思う」(26歳)
「複雑な手順を説明されている時に言われた」(24歳)

【7位 「言ってる意味わかる?」】
「必死で理解しようとしているのに、そんな風に言われたら嫌気がさす」(26歳)
「想像するだけでもムカッとくる」(27歳)

【8位 「今まで何やってきたの?」】
「質問をした時に言われ、意味が分からなかった」(22歳)
「お前に何が分かるんだ、と思った」(27歳)

【9位 「自分で考えろ」】
「考えた末に分からず、指示を仰ぐために聞いたので、途方に暮れてしまった」(25歳)
「自分が考えた結果、分からなくなって聞いているんだが…」(27歳)

【10位 「これだからゆとりは…」】
「根拠がないことなので」(26歳)
「休日出勤を断った時に言われた」(27歳)

やはり「全てを否定されている」「一気に否定される」と感じる言葉や状況に心が折れてしまう人が多いようだ。新人のころは誰でも不慣れなもの。早く仕事を覚えてもらうために厳しい指摘も必要かもしれないが、相手が理不尽と思わないように注意したほうがよさそうだ。このランキングを参考に、効果的なアドバイスの仕方を考えてみては?

(嶋野清明)

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