ここが変だよ…誤解されている日本人のイメージTOP10

サッカー日本代表を応援、サムライはいませんよ…
サッカー日本代表を応援、サムライはいませんよ…
サッカー・ワールドカップ ロシア大会、日本代表は決勝トーナメント一回戦でベルギーに敗れてしまったものの、乾貴士選手の活躍など、その内容は各国から賞賛された。賞賛されたのは選手だけではない。サポーターによるゴミ拾いの様子も海外メディアに取り上げられ、日本人のマナーの良さも注目された。日本についてのいい印象は大歓迎だが、世界の人が抱く日本人のイメージのなかには、思わず首を傾げたくなるものもあるだろう。そこで、20~30代の会社員男性200人に、「世界から誤解されている日本人像」をアンケート調査した。

■世界の人々から「日本人が誤解されている」と思うことTOP10
(1~3位を回答。1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。協力:アイリサーチ)

1位 日本人男性は皆、サムライ精神で生きている(238pt)
2位 日本人は皆、勤勉で働くのが好き(147pt)
3位 日本男性は皆、ちょんまげをしている(108pt)
4位 日本人は皆、集団行動が好き(96pt)
5位 日本人は皆、寿司や天ぷらばかり食べている(83pt)
6位 日本人は皆、行列に並ぶのが好き(78pt)
7位 日本人は皆、和服(着物)で過ごしている(69pt)
8位 日本人は皆、アニメや漫画が大好き(67pt)
9位 日本人は皆、ハイテクに精通している(54pt)
10位 日本人は皆、畳や障子のある家で暮らしている(49pt)

他を大きく引き離して1位になったのは「サムライ精神」。日本代表は「サムライブルー」という愛称を用いているが、日常生活で皆が侍だと思われるとさすがに困るだろう。また、2位には「勤勉で働くのが好き」、3位には1位と関連する「ちょんまげ」が並んだ。それぞれの日本人像に対する意見も見てみよう。

【1位 日本人男性は皆、サムライ精神で生きている】
「『サムライ』が外国人にも浸透しているためだと思う」(25歳)
「海外の、日本の紹介写真に、過去の時代のものが掲載されている」(26歳)
「『サムライ』という言葉が独り歩きしている」(29歳)
「自分自身、サムライ精神がわからない」(29歳)

【2位 日本人は皆、勤勉で働くのが好き】
「ほどほどに働いて生活できるなら、そんなに働きたくないと思う」(29歳)
「ただ残業することがよいという認識がサラリーマンに根付いているだけ」(26歳)
「ルーズな人は本当にルーズです」(29歳)
「ただのサービス残業をしている人が多い」(27歳)

【3位 日本男性は皆、ちょんまげをしている】
「ちょんまげはむしろ珍しいので、日本人のイメージにしないでほしい」(26歳)
「力士のまげ以外、見たことがない」(26歳)
「TVの時代劇の見すぎ」(28歳)
「時代錯誤はなはだしい」(25歳)

【4位 日本人は皆、集団行動が好き】
「集団行動は苦手な人も多い」(29歳)
「集団行動が”好き”ということじゃなく、”合理的”だからやるだけ」(29歳)
「ひとりでいるのが不安で群れているだけ。まともな集団行動をとれている集団自体少ない」(21歳)
「職場では組織に従うが、職場以外では孤独な人も多い」(27歳)

【5位 日本人は皆、寿司や天ぷらばかり食べている】
「ヘルシーな食事ばかりと思われている」(26歳)
「世界で和食の人気が高まっている中で、日本人は和食しか食べないのではと考える外国人も少なからずいる」(28歳)
「アメリカ人はハンバーガーばかり食べているというイメージと同じで、しょうがない」(26歳)
「そればっかりだと、健康に悪い」(27歳)

【6位 日本人は皆、行列に並ぶのが好き】
「一部の人が並んでいるだけ」(24歳)

【7位 日本人は皆、和服(着物)で過ごしている】
「『日本人は普段着物を着ないの?』と海外の友人に聞かれた」(23歳)

【8位 日本人は皆、アニメや漫画が大好き】
「他国から見ると日本にはヒットアニメが多いからしょうがない」(27歳)

「過去の時代のもの」を持ち出されることに戸惑うコメントが目立った。訪日外国人が増えていくこれから、誤解がトラブルにつながらなければいいが・・・。

(嶋野清明)

世論調査