「正直しんどい」…苦手だと思う仕事TOP10

「若い時の苦労は買ってでもせよ」とは言われるけど…
「若い時の苦労は買ってでもせよ」とは言われるけど…
ビジネスマンならどんな仕事も好き嫌いなくやり遂げたい。しかし、人には得手不得手が必ずあるのもまた事実。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるけれど、不得意なことを好きになるのは難しいだろう。そこで、20~30代男性会社員200人に「自分が苦手だと思う仕事」について聞いてみた。

■苦手な仕事TOP10
(13項目のなかから上位3位まで選択。1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。協力:アイリサーチ)

1位 外回り営業など、体力・気力が必要な仕事 194pt
2位 嫌なことを言われてもお客様扱いする忍耐力が必要な仕事 173pt
3位 契約のクロージングなど、多少の強引さが必要な仕事 170pt
4位 海外とのやりとりなど英語が必要な仕事 125pt
5位 プレゼンなど、大勢の人の前で話す仕事 96pt
6位 接待など、「飲みにケーション」が必要な仕事 76pt
7位 交渉事など、精神力が求められる仕事 73pt
8位 ビジネス中の何気ない雑談など、トーク力が必要な仕事 58pt
9位 企画案出しなどクリエイティブなアイデアが必要な仕事 55pt
10位 経理事務など、ひたすら単純作業を続ける仕事 50pt

※番外
11位 投資業務での一瞬の判断など、タフさとスピードが必要な仕事 49pt

「外回り営業など、体力・気力が必要な仕事」が1位に。また、2位に「嫌なことを言われてもお客様扱いする忍耐力が必要な仕事」、3位に「契約のクロージングなど強引さが必要な仕事」など、精神論が必要とされる項目が上位に並んだ。それぞれを選んだ理由を、5位まで抜粋して見てみよう。

【1位 外回り営業など、体力・気力が必要な仕事 194pt】
「移動が大変」(27歳)
「どうしてもへばるし、モチベーションがあがりにくい」(26歳)
「疲れるので」(36歳)
「外回りは苦労が絶えない」(27歳)
「営業は断られるのが前提なので心が折れる」(34歳)
「回る順番や計画を立てることや夏や冬の環境の時が辛そう」(32歳)
「折衝能力が低いので」(32歳)
「体力がもたなくて体調を崩した」(34歳)

【2位 嫌なことを言われてもお客様扱いする忍耐力が必要な仕事 173pt】
「実際にストレスがたまる原因となっているから」(31歳)
「お客には常に下手に出ないといけないから」(30歳)
「理不尽なことを言われることが多いから」(38歳)
「嫌なことを言われると顔に出てしまい、さらに相手を怒らせてしまい、仕事が上手くいかなかったから」(37歳)

【3位 契約のクロージングなど、多少の強引さが必要な仕事 170pt】
「強引さがないので」(28歳)
「自分が騙されやすい人間なので、出来るはずが無い」(32歳)
「性格が引っ込み思案なので」(39歳)
「相手に丸め込まれてしまう」(39歳)

【4位 海外とのやりとりなど英語が必要な仕事 125pt】
「とにかく英語が喋れないため、苦労しかありません」(25歳)
「英語が話せないから」(24歳)
「昔から英語が苦手で自己紹介もまともにできないレベルなので」(35歳)
「日常会話程度であれば何とかなるが、ビジネスや専門用語の場合に厳しいと感じる事がある」(38歳)
「英語が話せないため。外国人との飲み会でほとんどコミュニケーションが取れなかったから」(35歳)

【5位 プレゼンなど、大勢の人の前で話す仕事 96pt】
「緊張するから」(28歳)
「人前で注目を浴びるとどもってしまうため」(25歳)
「プレゼンする前は話したいことを頭でまとめることができるが本番になると緊張で何も出てこなくなる」(28歳)
「毎朝の朝礼でみんなの前で話すことがいや」(29歳)
「注目されるのが苦手」(33歳)

ただ苦手ならいいが、上位には「ストレスがたまる」「心が折れる」といった悲痛な叫びが多く挙がった。「若い時の苦労は買ってでもせよ」といった言葉のように、苦手なことも成長につながるという見方もあるが、心身が病んでしまっては元も子もないだろう。そうなる前に、苦手な仕事をする時はせめて体の不調のサインには敏感でいたいものだ。

(嶋野清明)

世論調査