
東京の街歩きに、新たな楽しさを加えてくれるアプリが登場しました。「東京古い地図」は、その名の通り、東京の古地図を表示してくれるマップアプリです。
見ることができる古地図は、1883年(明治16年)に作成された「東京図測量原図」(縮尺5000分の1)と、1880年(明治13年)~1886年(明治19年)に作成された「関東平野迅速測図」(縮尺2万分の1)の2種類。また現在の地図も併せて確認ができます。
試しに渋谷周辺を表示してみたところ…今とは比べものにならないくらいの、のどかさ。茶畑なんかが広がっていて、とてもほのぼのしています。等高線も表示されるので、渋谷が「谷」であることもよく分かります。
次に新宿を見てみたところ、甲州街道を発見。やっぱりこの道を中心に発展してきたんですね~。なるほど、勉強になります。左上の人のマークを地図の上にドラッグすると、Googleマップによる、現在のストリートビューを古地図から見ることができるのも面白いです。
「関東平野迅速測図」は関東全域までカバーしているので、東京以外の街歩きも楽しめそう。普段のお散歩にひとつ違った視点を取り入れてみては? きっと新たな発見があるはずですよ。
(島尻明典/verb)
※紹介しているアプリの詳細や価格は2013年02月03日時点の情報です