相次ぐSNSストーカーの逮捕 二次被害の危険も


SNSへの投稿を規制対象にする、改正ストーカー規制法が施行されたことを受け、LINEやツイッターでのストーカー行為で逮捕されるケースが相次いでいる。

2016年5月に東京・小金井市で発生した女子大生刺傷事件をきっかけに、LINEやツイッターなどのSNSへの投稿を規制対象に加えた改正ストーカー規制法が12月に成立。2017年1月3日に施行されるとすぐに逮捕者が出ている。

北海道・札幌市では元交際相手の女性にLINEでわいせつな音声メッセージや脅すようなメッセージを送った50代の無職男性が逮捕。秋田でも、元交際相手の女性に復縁をせまるメッセージを数十回送った20代の中学校臨時講師が逮捕された。また、石川県では、女子高生のツイッターアカウントに対して「僕のお嫁さんだよ」などと投稿した30代の医師が逮捕されている。

相次ぐSNSでのストーカー行為による逮捕だが、なかでも注目の的となっているのが石川県の事件だ。ネット上では、容疑者のものと思われるツイッターアカウントが発見され、ストーキングを報告するような投稿や、被害者を盗撮したと思われる写真などが拡散したのだ。

この状況に、ツイッターでは、

「ストーカーで逮捕された奴のツィートを見つけ出しスクショで拡散してるけど、これも被害者には耐えがたい事じゃないのか!」
「逮捕されたストーカー加害者のホームにある隠し撮り写真スクショして晒すのって被害者への二次被害でしょ…」
「(ストーカー規制法違反で逮捕された彼のツイートを拡散するなや……被害者がダメージ食うやろ……)」

など、ユーザーが被害を助長していると指摘する意見も多く投稿されている。

第三者の手によって被害者の望まざる形で、被害者の不利益となる投稿が拡散する可能性が高いのが、SNSでのストーカー行為。加害者の逮捕後、ストーカー行為の証拠となる投稿をどう扱うかという点も考える必要がありそうだ。
(小浦大生)

【関連リンク】
■ツイッターに「僕の嫁」=ストーカー容疑、医師逮捕-石川県警:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011200886&g=soc
■「ストーカー 逮捕」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC+%E9%80%AE%E6%8D%95

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