豪警察が捜査で児童ポルノを運営「日本では想像できない」

オーストラリア警察の児童ポルノサイト運営を突き止めたノルウェーのタブロイド紙「VG」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです(VGサイトより)

オーストラリアの警察が「おとり捜査」のために、児童ポルノサイトを運営していたとノルウェーのタブロイド紙が報じ、話題となっている。

ノルウェーのタブロイド紙「ヴェルデンス・ガング」の記事を、日本国内の個人ブログ「本の虫」が翻訳して紹介したことで、ネットユーザーに広く知れ渡った今回の“事件”。「ヴェルデンス・ガング」によると、おとり捜査が合法であるオーストラリア警察は、運営者が逮捕された世界最大規模の児童ポルノサイト「Childs Play」を11カ月にわたって運営していたという。

さらに、オーストラリア警察は、運営者になりすまし、フォーラムに投稿。それだけでなく、すでに押収していた児童ポルノを1カ月ごとに新作として公開しながら調査を進め、逮捕が必要となる人物のリストアップを完了したとのこと。

にわかには信じがたいこのニュース。Twitterでは、

“おとり捜査の為に、警察がサイトを運営していた。という話。日本では想像できない…”
“どういうことかと思ったらおとり捜査か… 日本人には出てこない発想だ…”

と、おとり捜査が禁止されている日本からすると、あまりにも現実離れしたケースだという意見が多い。また、

“児童ポルノとして撮影された子にとっては、自分の裸体が晒されて永遠にどこかでデータとして存在し続けるという悲劇を警察がうんじゃいかんと思うよ”
“セカンドレイプってレベルじゃねーぞ!”
“おとり捜査そのものの是非は置いておくとして,被害者からすれば泣きっ面に蜂じゃねぇか。”

と、おとり捜査の是非もさることながら、押収した児童ポルノを公開することは、新たな被害者を生んでいるということにほかならず、倫理的に大問題なのではないかという指摘も多かった。

警察としては犯罪者を摘発することももちろん重要だが、新たな被害者を出さないということも重要なはず。いくらおとり捜査が合法だったとしても、今回のケースの是非については、深く議論される必要がありそうだ。
(小浦大生)

■関連リンク
・VG exposed the largest child sexual abuse forum. It was run by the police. – VG
https://www.vg.no/spesial/2017/undercover-darkweb/?lang=en

・オーストラリア警察が世界最大の児童ポルノサイトを11ヶ月運営していたことが判明 – 本の虫
https://cpplover.blogspot.jp/2017/10/11.html

・「オーストラリア 警察」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2+%E8%AD%A6%E5%AF%9F

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