米Amazon留守宅向け新サービスに「日本では無理?」

宅配便の利用率が高まるなか、Amazonも“スマート”な受け取りを模索中

米Amazonは、配達員が家の鍵を一時的に解除して荷物を配送するサービスの導入を検討していると米メディア「CNBC」が伝えた。これについて、Twitterでは、日本での導入は厳しいのではないかという声が上がっている。

報道によると、Amazonは不在による再配達を減らすことはもちろん、指定した場所に宅配する“置き配”による盗難被害を解消するための有効な手段を模索しているとのこと。

実際、米スマートロックメーカー「August」の調査によると、2016年に米国の住宅所有者1100万人が盗難被害にあっており、包装メーカー「Shorr Packaging」の調査でも、アメリカ人のオンライン買い物客の31%が荷物の盗難被害に遭った経験があるデータも出ているという。「Porch Pirates(玄関海賊)」という言葉まで生まれているほど深刻な問題であるようだ。

そこで、Amazonは「スマートドアベル」なるサービスを検討しているというのだ。August社が提供するような玄関のスマートロックシステムを採用し、配送達業者に1度だけ使用できるワンタイムパスワードを発行することでドアを解除して荷物を配送可能にするという。これについて、日本のTwitterでは、

“犯罪につながることしか思い浮かばないんだが”
“宅配ボックス置けない家対策だと思うけど、家の物が短時間でも知らん人の近くにあるってのはキツイ”

と抵抗をもつ意見や、

“いいじゃん!日本じゃ無理そうだけどw”
“流石に自宅に一時的でも上がらせるのは日本では厳しそう。やはり簡易でもいいので宅配ボックスの普及が急がれるのでは。”

と日本での導入は厳しいという声が上がっている。

不在時置き配サービスの発展形ともいえる「スマートドアベル」だが、実は日本のAmazonでも置き配を利用できる。Amazonが提携する地域配送業者である「デリバリープロバイダ」による配送を対象としているが、指定の場所に商品を届けるというものだ。

しかし、日本では置き配はおろか、家庭における「スマートロック」システムもまだ普及しているとは言い難い。便利なサービスだが日本上陸は厳しそう?
(山中一生)

■関連リンク
Amazon is exploring ways to deliver items to your car trunk and the inside of your home
https://www.cnbc.com/2017/10/10/amazon-is-in-talks-with-phrame-and-is-working-on-a-smart-doorbell.html

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