アニメ『孤独のグルメ』ドラマ版の印象強く戸惑いの声

「鬼平のグルメ」という声も出ている ※この画像はサイトのスクリーンショットです(ドラマ『孤独のグルメ』公式サイトより)

スマートフォン向けのタテアニメ配信アプリ「タテアニメ」で、近日配信を予定しているアニメ『孤独のグルメ』のメインスタッフとキャストが発表されたが、主人公・井之頭五郎役の声がドラマ版と異なることから、ネットで戸惑いの声が上がっている。

原作は久住昌之原作の漫画『孤独のグルメ』で、2012年にドラマ化されて以来、今年は『Season 6』も放送された人気作。輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)が、仕事で訪れる様々な街で、言葉で表現できないような数々のグルメに出会い、一人で食事を心置きなく堪能する姿が描かれる。深夜枠に放送されるとあって、おいしそうな食べ物と松重の食べっぷりの良さが相まって“夜食”として人気を博した。

このたび発表されたアニメ版では、監督を『イノセンス』『君の名は。』など劇場アニメで作画監督を担当し、『攻殻機動隊ARISE』の総監督として知られる黄瀬和哉が、井之頭五郎役をアニメ『鬼平』の長谷川平蔵役などで知られる堀内賢雄が務めることが決定した。黄瀬監督は「『おいしそうに食べる雰囲気』をちゃんとアニメとして表現できればと思います」と意気込む。

アニメ版の発表にTwitterでは、

“ドラマから入ったのでゴローが松重さんじゃなくなるのは寂しいぞ。”
“確かにドラマよりはアニメ向きだとは思うけど、ドラマは、はまり役の人が居るしなぁ。”

とキャストに対し寂しさや戸惑いの声が上がっているほか、

“期待したいけど、実際の店を使って松重豊さんを起用したドラマ版にはかなわないような気がするな。”
“孤独のグルメは実写ドラマで6シーズンもやった後にアニメ化は違和感しか感じないのでは。やるならもっと早くやるべきだった”
“アニメだと『孤独のグルメ』の良さが出せるか心配されて、色々と不満が出て来るんだろうなみたいな。”

と実写のイメージが強いことに懸念の声も。

同作は、実は2009年にドラマCDが発売されており、海外ドラマ『24』のジャック・バウアー役をはじめ、アニメ『名探偵コナン』の毛利小五郎などで知られる小山力也が井之頭五郎役を務めた。ファンにとってこちらの印象も強い。

ドラマ版とドラマCD版という2つのイメージを踏襲あるいは払しょくし、ファンに受け入れられる井之頭五郎像を作れるかどうかがアニメ版の課題といえそうだ。
(山中一生)

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孤独のグルメ:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/

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