「虫ケア用品」名称変更に違和感 「Twitter凍結対策」との憶測も

「虫ケア用品」という呼称は浸透する? ※この画像はサイトのスクリーンショットです(アース製薬公式サイトより)

アース製薬が「殺虫剤」という呼称を「虫ケア用品」に変更した。公式サイトで使用し始めていることがネットで話題になっているが、違和感を覚える声が相次いでいる。

業界紙『化学工業日報』によると、同社の公式サイトで使用する「虫ケア用品(殺虫剤)」の表記ついて、人体に対して安全性が高いにもかかわらず、殺虫剤に対してネガティブなイメージがつきまとうため、正しい認識を普及、啓発していくことが重要であるとして決断に至ったという。すでに関連企業に主旨を説明し賛同を呼びかけており、2020年ごろまでに売り場表示の変更を完了させる予定だ。呼称変更で約100億円の市場拡大を見込むという。

Twitterでは、

“虫ケア用品……違和感しかない。殺虫剤のままでいいと思います。”
“虫ケア用品とか言われても虫の方をケアするっぽくて違和感”

と違和感を覚えるという声が続出。さらに、

“「除虫剤」でいいんじゃないのかなぁ。ケアって、虫を飼う人用みたいだし。”
“殺虫剤の「殺」の漢字がSEO的に不利なのはわかるけどさ、「虫ケア」はありえないです。せめて「除虫」とかさ。”

と「除虫」にすればよかったとする意見も挙がっている。また、

“アース製薬、殺虫剤の宣伝するだけで攻撃的な内容としてツイッター凍結されそうだもん”
“つまりこれに倣って“殺す”を“ケアする”に置き換えるとTwitterの凍結を回避できるのでは?! オメー マジで“ケア”すっぞ?“
“「殺虫剤」が「虫ケア用品」になるということは、「ケアするぞ」ってリプライで凍結されるようになる日も近いってことか”

とTwitterのアカウント凍結に関する声も少なくない。

「虫を殺す」というキーワードで連想されるのは、今年8月に起こった、蚊に「死ね」とTwitterでつぶやきアカウントが凍結になった騒動だ。「てめぇ俺が大人しくテレビ見てるのをいいことに何ケ所も刺しやがって…死ね!(既に死んでいる)」と、あるユーザーが死んだ蚊の写真も添えてツイートしたところ、アカウントが凍結となり大きな話題となった。Twitter社が規定するルール「攻撃的な行為」にあたり、凍結されたとみられるが、その要因をめぐりネットでは様々な憶測がささやかれた。

「虫ケア」という聞きなれない名称に多くのユーザーが反応。そんな中で「殺」の代替として「ケア」を使用すればTwitterアカウントの凍結を回避できるといった別軸の声も出て盛り上がりをみせた。今後「虫ケア」が定着するか注目される。
(山中一生)

■関連リンク
アース製薬株式会社
http://www.earth-chem.co.jp/
アース製薬 「殺虫剤の呼び方やめます」
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/11/27-31824.html

Twitter アース製薬 殺虫剤 虫ケア用品