「ポプテ」イベント中止 ファン「中指立て」に賛否

二次元をリアルに持ち込むのはダメ? ※この画像はサイトのスクリーンショットです(『ポプテピピック』公式サイトより)


アニメ『ポプテピピック』の公式ツイッターが1月21日、秋葉原で開催予定だったイベントに人が集まりすぎたため中止を発表した。ネットでは、その際に参加者たちがアニメに登場する演出「中指を立てる」ファックサインを行ったことに賛否が巻き起こっている。

『ポプテピピック』の原作は、2014年から竹書房の漫画配信サイト「まんがライフWIN」で連載中の、大川ぶくぶによる人気4コマ作品。主人公のポプ子とピピ美がパロディや時事ネタの風刺などを“ちょっと過激な言動”で表現する、ブラックユーモアあふれるギャグ漫画だ。今年1月にアニメ化され、当初発表された声優とは異なるキャストを起用したり、声優を入れ替えて同じ内容を同じ日に2回放送したりするなどその斬新さから話題を呼んでいる。

20日の第3話「ザ・ドキュメント」放送後、公式Twitterは 「緊急決定」と題して、ピピ美扮するピピPによって大量生産された「クローンポプちん」をかたどったお面を翌21日、アニメイト秋葉原の店頭で大量配布すると告知していた。

しかし、秋葉原に人が殺到し警察が出動する事態となり、公式は「危険な状況」と判断。イベントは中止となった。実際路上が見えなくなるほどの人だかりを映した画像がSNSで数多く出回り、いかに人が密集していたかを物語っている。投稿の中には、作中で多用される“中指立て”をする人も映っていた。

一部のファンが行った「中指立て」にTwitterでは、

“オタク共がアニメでは恒例だからという理由で中指を立てて反論していたらしいけど、アニメのキャラがしてたから自分たちもしていいってのは全くもって理由になっていない。”
“中止の知らせに対して中指立てて連帯意識を高めているオタクの集団、一生相容れない価値観という感じがする”

と批判的な声が出ているが、一方で

“別にブーイングの意味で中指立てた訳じゃないからな。配布中止のアナウンスがされた時は皆笑って受け入れた。作品を象徴する合図として中指立てたそうだからな”
“イベントが急に中止になっても暴動が起きない。強いて言うならみんなで中指を立てる事だが、これは作品愛の一部と捉えて問題ない”

と非難をいなす声も。

アニメの反響はもとよりイベントが中止になったことでかえって注目度が高まり、早くも今年を象徴する“覇権アニメ”の呼び声が高い『ポプテピピック』。とはいえ、中指を立てるという行為は過激であり、あまり良しとされていない。人としての品格なのか、作品への純粋な愛なのか、意見は分かれるようだ。
(山中一生)

■関連リンク
TVアニメ「ポプテピピック」公式サイト
http://hoshiiro.jp/

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