SSDはHDDより「水没しても復旧しやすい」説登場で議論

この真備町のケースでは、HDDは16台のうち2台、SSDは4台中4台が生存していたという
この真備町のケースでは、HDDは16台のうち2台、SSDは4台中4台が生存していたという
近畿や四国地方を中心に記録的な大雨が続いた「西日本豪雨」により、各地で大きな被害が出ている。なかでも大規模な浸水被害に見舞われた、岡山県倉敷市真備町で、水没したパソコンのデータ救出を経験したユーザーのツイートが、大きく拡散された。

「真備町からいくつも水没PC預かってデータ救出して分かったこと」として、「東芝のHDDは基本的に水没したら助からない」「古いWD(注:メーカー「WESTERN DIGITAL」)は助かるけど今のWDは助からない」「SeagateのArchiveHDDも助からない」「SSDだけは生存率100%」の4点を挙げ、「災害時にSSD強いなぁ…」との実感をツイート。この報告についてTwitterでは、

“マジか
SSDの方が弱いのかと思ってたわ”
“そうかSSD水没に強いのか”
“S(水没)S(しても)D(大丈夫) “

と驚きの声が上がっている。さらに、このツイートに触発された形で、様々なユーザーたちが、

“311の時のは私も結構やったのだけど、7割位は助かった。ただし、3.5インチのサーバー用HDD(ほとんどがSAS)だったけれど”
“元東芝の中の人として補足。
東芝のデータ復旧に出せは助かるケースは結構ある。
震災の時には津波に飲まれたサーバーすら復旧させた”
“真備町じゃ無いけどうちのWDは助かった。水没していたのは3時間くらい”
“高潮被害にあったところでデータの復旧に対応したときは
MOは洗って乾かすと復旧できました。
HDはダメでした”

と自身の体験を投稿していた。しかし、一概にSSDが万能といえるわけではないようで、

“これ読んで単純に「HDDは水没ダメでもSSDは大丈夫」って勘違いする人いるんじゃないですかね。。。
いくらSSDでも通電状態で水没してコントローラやられちゃうとデータ全損なんてぜんぜんあります”
“これ真に受けて全部SSDに変えて!突然死経験しちゃう人もいるんだろうなぁ
HDDとSSDはあらゆる意味で一長一短であることを常に念頭に置いておきたい”
“SSDは通電し続けないと最短5年程度でデータが消える場合が
あるので長期保管には不向きです”

との指摘もあった。また、

“水没対策は4TBのSSD買うしかない
なお10万以上する模様”
“でもSSD高いんだよなぁ”

と高価なためなかなか手が出ないという声や、

“やっぱりDVDに焼くのが最強なのか。
…何枚要んねん”

と結局DVDが最強という意見もあった。

どの保存方法にも一長一短はある。HDDやSSDだけじゃなく、クラウドサービスなども活用しながらデータ保存することの大切さが改めて感じられる一件となった。

(飛鳥 進)

■関連リンク
・はむちゃん/ベランダさん(@Imaha486)さんのツイート
https://twitter.com/Imaha486/status/1021526835631284225

HDD SSD 復旧