プロが指南する「女装」のコツ

女装コーディネーター・立花奈央子さんの協力を経て、本誌ライターが変身。「かわいいと言ってもらうためなら、ビッチに見られてもいいっ!…という女心が理解できました」とのこと
(撮影=立花奈央子)

2014年の流行語大賞候補にも選ばれた「女装子」。かつてはマニアックな趣味だったこの世界が、最近はずいぶんとカジュアルになってきている。

「10人に『女装しない?』と聞くと2人は断固拒否しますが、2人はすぐノリノリになります。残りの6人は迷いながらもきっかけ次第で了承するタイプ。宴会でコスプレしたり彼女にメイクされてハマるケースは少なくありません」

こう語るのは、一般向けに女装ポートレート撮影を行っているフォトスタジオ、大羊堂の代表・立花奈央子さん。本誌ライターが体を張って聞き出した、本当に綺麗に見える「女装のコツ」を紹介しよう。

■衣装選びのポイントは「ウェスト位置」と「体のライン」!

女の子らしいシルエットを作るにはウエスト位置の高い服を着ることが最も重要。初心者は男性的なラインが隠れるフワフワした素材を選び、胸だけではなく、お尻の丸みをつくるヒップパッドショーツなどを着用するとよい。ちなみに、痩せ型よりぽっちゃり体形の方が丸みが出て女性らしくなる。

■“ナチュラルメイク”がリアルな女顔の秘訣!

女装に慣れない男性は青いアイシャドーや赤い口紅を使いがちだが、実際の女性はブラウンやピンクなどでナチュラルにメイクしている。「派手な色を使うと不自然な“古くさいオカマ”になってしまいますよ」(立花さん)

■女性を観察し、女らしいポージングを研究せよ!

写真を撮るときは、ポージングひとつで肩幅や男らしい体のラインが隠され、女らしさが表れる。とくに重要なのは、ワキを締め、腕や手首の角度を極端なくらいまで「作る」こと。関節の曲げ方は男女で異なる。まわりの女性を観察して研究しよう。

■恥ずかしがらず、“なりきること”が一番大事!

最初は戸惑っていたライターも、立花さんから「かわいいね~」「足がキレイ!」などと褒め言葉をいただいて、気分はもう女性誌の読モ。終盤は「エロい、エロいよ…!!」と声をかけられ、ここでは掲載できないポーズまで披露した。

立花さんいわく、女装がもっとも似合うのは、「丸くて薄い顔の男性」。イケメンだからといって、濃いめの顔だと女っぽくなりにくいのだとか。また、女慣れしている男性は普段から近くで女性を見ている分、かわいい表情を作るのがうまいそう。女心を勉強するためにも、女装に挑戦してみては?

(取材・文=黄 孟志&R25編集部)