もしもに備えるネットプリント活用術

家電量販店などには各種ネットプリントサービス機体も。コンビニへの近さ、値段などを考慮して利用するサービスを検討しよう

「ノマド」という働き方がフォーカスされるなど、近年、ノートパソコンやスマホ、クラウドサービスの普及によって、外出先でも仕事ができる環境が整いつつある。ただ、外出先とオフィスで、もっとも違うのは設備の充実度。とくに、印刷環境は歴然の差といっても過言ではない。スマホユーザーなら、「スマホにデータはあるのに、紙の資料が必要になって焦った」なんて経験、一度はあるだろう。

そんなときに便利なのがコンビニなどでデータの印刷ができる、ネットプリンティング。代表的なサービスは、セブン-イレブンの「ネットプリント」や、サークルKサンクスの「ネットワークプリント」、クロネコヤマトの「クロネコ@ファックス」などが挙げられる。では具体的に違いはあるのか? 今回はこの3つを様々な面から比較してみよう。

まずは、対応店舗の数。2012年12月時点で「ネットプリント」に対応するセブン-イレブンは1万4700店強、「ネットワークプリント」に対応するサークルKサンクスは約6250店と「ネットプリント」が優位。だが、セブン-イレブンのほか、ローソン、ミニストップの一部店舗が対応する「クロネコ@ファックス」には一日の長がある。

次は、スムーズさ。専用のスマホプリが用意されているのは、「ネットプリント」と「ネットワークプリント」。いずれもアカウントの登録が必要だが、Androidスマートフォンなら、本体またはSDカードのファイルをアプリから呼び出すだけなので、かなり楽ちん。画面に従うだけでサーバーにアップロードできる。その後はコンビニへ向かい、マルチコピー機で文書番号などの必要事項を入力して印刷すれば、はいできあがり、とかなりのスムーズさだ。

また、「ネットプリント」はメールでファイルを送れるので、受信メールをそのまま転送できるのもポイント。

「クロネコ@ファックス」はメールでの送信のみに対応しており、アカウント登録をしなくても利用ができる。メールを送ると、文書番号などが参照できるメールが返送されるので、その後、他のサービス同様に、対応するコンビニへ行ってマルチコピー機などで印刷すればOKだ。

実際に印刷してみたところ、自宅のインクジェットプリンターとは違ったクオリティに驚き…。たくさん印刷するとややお高くなるものの、ビジネスユースにも余裕の質といえるだろう。

緊急時だけでなく、自宅から客先へ直行する場合などに利用しても良さそうなこれらのサービス。すぐに使う予定がなくても、あらかじめアカウントを登録しておくのはビジネスマンのたしなみといえるかも?

(栃尾江美/アバンギャルド)

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