危険な「検索ワード」とは?

2012年公開の「白雪姫と鏡の女王」では白雪姫をキュートに演じ、世界中の男性ファンを魅了したリリー・コリンズ。検索リスクの高さは、それだけ注目されている証拠。ある意味、名誉といえるかも?
※この画像はサイトのスクリーンショットです

情報のリサーチやお目当てのウェブコンテンツを探すのに欠かせない検索エンジン。しかし、その検索結果に示されたリンクが悪質サイトだったら…。

今年7月、セキュリティソフト「ノートン」を販売するシマンテックは、「Google Playの検索機能が悪用され、多くの詐欺アプリがキーワード検索の上位を占めている」と注意喚起を行った。これは、2008年から2010年頃に猛威をふるった「SEOポイズニング」という手法。悪質なサイトが人気の高い検索ワードに対してSEO対策を行い、検索結果の上位に有害サイトを表示させるというものだ。検索サイト側の取り締まり強化によって一時衰退したかにみられていたが、いまだその脅威は残っている模様。

では、どんな検索ワードが危険なのか? シマンテックが「悪質なwebサイトに誘導する検索語」を測定したところ、最も危険度が高かったのは「成人向け娯楽」(49%)に関するワードだった。他には、「ソーシャルネットワーク」(12%)、「ビデオストリーミング」(11%)に関するワードもハイリスクだという。

一方、特定の人物や事象に関する検索ワードがターゲットにされるケースも多い。ネットセキュリティ対策サービスを提供するマカフィーでは、毎年「検索リスクの高い有名人」を発表しているが、上位には各年において特に脚光を浴びたスターの名前が並ぶ。

〈2013年〉
1位/リリー・コリンズ 2位/アヴリル・ラヴィーン 3位/サンドラ・ブロック

〈2012年〉
1位/エマ・ワトソン 2位/ジェシカ・ビール 3位/エヴァ・メンデス

〈2011年〉
1位/ハイディ・クルム 2位/キャメロン・ディアス 3位/ピアーズ・モーガン

ご覧の通り、女優やミュージシャン、モデルなど多彩な顔ぶれ。特徴的なのは、本業での活躍ではなく、どちらかというと派手なゴシップで世間を騒がせた人物の方が上位にランクされている点だ。この傾向についてマカフィーは、「注目の話題を検索するときには特に注意が必要です。サイバー犯罪者が用意した悪質な偽装サイトに誘導される可能性があります」と述べている。

芸能ゴシップネタは蜜の味。つい、ネット情報をくまなく漁って深掘りしたくなるが、その裏に潜む脅威にはくれぐれもご注意を。

(榎並紀行/やじろべえ)

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