
2月7日、いよいよロシアのソチで冬季オリンピック(以下、ソチ五輪)が開幕する。出場選手も決定し、テレビや雑誌などでの特集が増えるなど、だんだんと世の中も盛り上がってきている。そんななか、今まで以上に目立つのが、スマホに関連した応援キャンペーンやソーシャルメディア上のサービスの数々。今回はそのいくつかを紹介しよう。
■日本代表選手に声援を届けよう! 「ニッポン! コールプロジェクト」
日本オリンピック委員会(JOC)は、1月20日まで「ニッポン! コールプロジェクト」を実施、iOS/Android向けのアプリとの連動企画を行っている。アプリをダウンロードし名前を入力、スマホに向かって「ニッポン!」と叫ぶと、名前のアルファベット表記をかたどった炎のマークが生まれ、声が大きいほど、大きな炎ができあがる。日本中から集めた炎のマークは、すべて集めて一つの炎のマークに集約されて、選手たちが身につける応援グッズに印字される。また、「ニッポン!」という声援も、「モーニング娘。’14」が歌う公式応援歌のバックミュージックとして使われる可能性があるのだとか。1月20日の壮行会で発表されるので乞うご期待。
■世界中の選手の情報を閲覧できる「Olympic Athletes’ Hub」
国際オリンピック委員会(IOC)もiOS/Android向けに「Olympic Athletes’ Hub」(英語版)というアプリを提供している。選手たちによるTwitterやFacebook、Instagramの投稿をまとめて閲覧できるサービスで、国や競技ごとに分けて表示することも可能。試合前後の緊張感や喜び、悔しさが、スマホの画面を通して伝わってくるだろう。
■アスリートと夢の2ショット「ANA『ソチオリンピック日本代表応援』特別展示」
羽田空港では、ANAが「ソチオリンピック日本代表応援」特別展示を開催中(2月23日まで)。単に物品や写真を展示するのではなく、スマホを使ってアスリートとバーチャル2ショット写真を撮ったり、空港ロビーに設置されたバナーにスマホをかざすとムービーを視聴したりすることができる(利用にはiOS/Android対応の無料アプリ「SCAN IT!」が必要)。
ほかにはSNSの「GREE」も、「ソチオリンピック日本代表を応援しよう!」キャンペーンを展開。1月21日までの期間中に応援メッセージを送ると、GREEで使えるアバターと、モンプラ(GREEのモンスター育成バトルゲーム)の限定アイテムがもらえる。また、IOCはサムスンの「GALAXY Note 3」をソチ五輪の「公式スマホ」として発表しており、すべての選手に端末が提供される予定だ。
フィギュアスケートやスノーボード、スキージャンプなどでメダルラッシュが期待される今回の冬季五輪。テレビやニュースで一喜一憂するだけでなく、スマホも大いに活用して、エキサイティングなドラマの数々を楽しみ尽くそう!
(小越建典/アバンギャルド)