「マンガ×スマホ」サービスに注目!

毎週水曜日から更新され、毎日4~7作品ずつ1週間で全作品が更新される。コンテンツを12話分まで無料配信した後、単行本や電子書籍として販売されるという。
※この画像はアプリ画面のスクリーンショットです

公開約半年 で400万ダウンロードを突破するなど、最近話題のアプリ「マンガボックス」。配信されるマンガが無料で読み放題なうえ、人気作品の番外編や人気作家が参加しているところが、同アプリが好調の要因とされている。たとえば、『進撃の巨人』のスピンオフ「寸劇の巨人」『金田一少年の事件簿』のスピンオフ「高遠少年の事件簿」、さらに『カッコカワイイ宣言!』の地獄のミサワ氏『サイコメトラーEIJI』の朝基まさし氏によるオリジナル連載、往年の名作 など、計57作品(5月7日時点)が閲覧可能だ。

「これまでも集英社の『ジャンプLIVE 』など、電子書籍でなくマンガを雑誌感覚で楽しめるサービスはありましたが、マンガボックスは、複数出版社の作品が掲載され、プラットフォームとして成立しているのが特徴です。出版社が自社作品のみで展開するマンガアプリと違って、モバゲーなどプラットフォーム事業で成功したDeNAがその経験を活かしたものといえます。マンガボックスには、講談社と小学館のような大手出版社も作品を提供して協力しています。編集長に、『金田一少年の事件簿』などヒット作の原作者である樹林伸氏を据えたのもポイントです」

そう語るのは、ジャーナリスト・コンテンツプロデューサーのまつもとあつし氏。

「マンガボックス」は、新人発掘にも積極的に取り組んでいる。4月上旬から新設された「マンガボックス インディーズ」ページには、PC向けの専用サイトに投稿された作品が順次公開されている。作品は誰でも投稿でき、読者からの評価が高い作品は、マンガボックスへの掲載のチャンスもあるとされる

「5月9日には、『マンガボックス』から生まれた作品が単行本と電子書籍で販売されました。今後は、ゲームやアニメなどでもにも展開されるはず。とても面白いビジネスであるのと同時に、こうした『マンガ×スマホ』のビジネスは、売り上げが低迷するマンガ業界に新たな変化をもたらす可能性もあります」

「マンガ×スマホ」のサービスには、このほかにも、登録やログイン無しに閲覧できる無料マンガアプリ『comico』(運営/NHN PlayArt)、Kindleストアで対象作品を購入すると完結するまでのエピソードが自動配信される『Kindle連載』(運営/アマゾン)、小説・コミックなどを自由に投稿できる日本最大級のコミュニティ『E☆エブリスタ 』(運営/エブリスタ)などがある。これらのサービスが、マンガ業界を変える日も近い!?

(H14)

マンガ マンガボックス 出版社 新ビジネス 連載