分からなかったら「忖度」する!? 読めない漢字1位は?

よく見るのに読めない漢字が多い?
よく見るのに読めない漢字が多い?
その年に流行した言葉を決める「ユーキャン新語・流行語大賞」。11月9日にノミネートされた30語が発表された。なかでも有力候補と言われるのが「忖度(そんたく)」だ。「森友学園」の問題を機に出回りはじめ、政治の場を越えて日常生活でも使われるようになった。でも、最初にこの漢字を見たときは読めなかった、という人も実は多いのでは? そこで、20~30代の男性会社員200人に、「意外と分かっていない」漢字の読み方を聞いてみた。

■正しい読み方を知らなかった漢字ランキング
(カッコ内の読みを「分かった」か「分からなかった」か回答。パーセンテージは「分からなかった」と答えた人の割合。協力:アイリサーチ)

1位 独擅場(どくせんじょう) 53.0%
2位 早急(さっきゅう) 28.5%
3位 逝去(せいきょ) 18.0%
4位 乱高下(らんこうげ) 16.5%
5位 代替(だいたい) 15.5%
6位 相殺(そうさい) 8.0%
7位 汎用(はんよう) 6.5%
8位 踏襲(とうしゅう) 6.0%
8位 惜敗(せきはい) 6.0%
10位 凡例(はんれい) 5.5%

※番外
11位 年俸(ねんぽう) 5.0%

2位以下を大きく引き離して1位になったのは「独擅場(どくせんじょう)」。過半数の人が分からなかったという結果に。読み方を初めて見た人もいるのでないだろうか? ではどう読んでいたのか。目立った間違いの例を見てみよう。

【1位 独擅場(どくせんじょう)】
「どくだんじょう」(26歳)と読む人が圧倒的多数。他には「どくぜんば」(37歳)、「どたんば」(38歳)などの間違いも。

【3位 逝去(せいきょ)】
「いきょ」(34歳)、「ききょ」(36歳)、「せきょ」(37歳)、「しょきょ」(33歳)、「せきしょ」(36歳)、「せいぎょ」(39歳)、「たいきょ」(38歳)、「せっきょ」(29歳)、「ちきょ」(25歳)など、間違いのバリエーションが多かったのがこちらの漢字。

【8位 踏襲(とうしゅう)】
2008年、当時の麻生太郎首相が「ふしゅう」読んで話題になった漢字がこれ。「ちゅうちょ」(26歳)、「ふんしゅう」(28歳)、「としゅう」(38歳)、「とうくつ」(39歳)、「せしゅう」(36歳)、「ふみおそ」(37歳)、「とんしゅう」(38歳)、「ちょうしゅう」(39歳)などの間違いが。

多くの人が間違えているとはいえ、「どくだんじょう」は漢字を「擅」から「壇」に書き誤ったうえでの読み間違いだ。実際に日常生活で使っても、直されることは少ないだろう。でも、どの漢字も正しく読める人が一定数いるのは事実。このランキングを見て、正しい読み方を覚えておいても損はないはず?
(嶋野清明)

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